河北抄

 バドミントンの名門、宮城・聖ウルスラ学院英智中高の田所光男総監督(66)が、今秋のボランティア活動を楽しみにしている。9月から3カ月間、ラオスで同国のジュニア世代を指導する。
 当初、2016年11月からを予定していたが、その夏、教え子である高橋礼華(あやか)さん、松友美佐紀さんのペアがリオデジャネイロ五輪の女子ダブルスを制覇。祝賀行事や講演会に追われ、翌年も調整がつかず、延期になっていた。
 一番伝えたいのは、指導の軸に据えてきた、勝負どころでの気持ちの強さ。技術面は自ら手本を示したり映像を見せたりして教えられるが、精神面は言葉の問題もあり難しそう。それでも「強くなるには外せない要素ですから」と語る。
 日大山形高で競技を始め、その後、全日本チーム入りして活躍。選手、指導者として競技に関わって50年になる。
 世界の頂点に立つ選手を育て上げた今も、情熱は変わらない。「バドミントンを通じて培ったものを、多くの人に伝えていかなければ。それが自分の励みになり、役割でもあると考えています」


2018年03月08日木曜日


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