河北春秋

 ひいきのチームは優勝争いに絡めるだろうか? 主力の状態は? 新戦力の評判は? キャンプからオープン戦へと続くこの時期、プロ野球ファンはいろいろと思いを巡らせる。開幕は31日である▼今年はその前に、もう一つ楽しみがある。国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」。6日に幕を開ける。日本の初戦は7日。東京ドームでキューバと相まみえる▼日本は第1回大会の2006年、09年と2連覇したが、前回13年は準決勝でプエルトリコに敗れた。王座奪回に挑む。代表には東北楽天から則本昂大投手らが入ったほか、坂本勇人内野手(巨人、青森・光星学院高出)、秋山翔吾外野手(西武、八戸大出)が選ばれた。東北のファンの応援にも熱が入る▼投打の柱として期待が高かった「二刀流」大谷翔平選手(岩手・花巻東高出)はけがで外れた。近い将来の大リーグ入りを望む大器が、世界のひのき舞台でどんな活躍をするのか見たかったが、仕方あるまい▼日本は予選を東京で戦う。プロ野球シーズンが始まれば敵味方に分かれるファンも、日の丸を背負う選手たちに一丸となって声援を送る。競技復帰する20年東京五輪につながる応援風景だろう。この大会を、3年後の金メダルの「予告編」としたい。(2017.3.6) 


2017年03月06日月曜日


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