河北新報特集紙面2013

2014年3月19日掲載 河北新報掲載 ボランティア型支援《バスツアー》レポート

ボランティア型支援《バスツアー》レポート

Webサイトでは「ボランティア型支援《バスツアー》」参加者全員のコメントを掲載しています。こちらからご覧ください。

ボランティア型支援《バスツアー》の様子

浦戸諸島でのボランティア。約50名が参加。

「今できることプロジェクト」2013年度活動では、被災地・被災者支援にあたって今何が必要なのか、今私たちに何ができるのか、読者の皆さん、賛同企業の皆さんとともに考え、いっしょに行動するという活動を続けてきました。「情報発信型支援」「被災地を訪ねる観光型支援」に続き、今回「ボランティア型支援」バスツアーを参加者の皆さんと実践しました。
初めに紙上で「被災地に来てほしい、ボランティア作業をしてほしい」という団体を募集し、応募があった中からボランティア作業の趣旨などを検討し、事務局において訪問先を塩釜市「浦戸諸島」と決定。さらに参加者を募り、約50名の参加者で浦戸を訪ねました。

みんなで畑仕事、今後のきっかけになれば。

ボランティア受入先は、浦戸諸島で菜の花畑の再生を柱とする活動に取り組んでいるNPO法人「High-Five」(ハイ・ファイブ/代表=畑中みゆきさん)。震災では、浦戸は津波で居住地域まで浸水する大きな被害を受けました。畑中さんたちは、浦戸の復興支援とともに、昔のように島に菜の花を咲かせて、将来的にも人が訪れる島にしていこうと活動しています。整地や畑作業のボランティアを募集していますが、冬場は申し込みが少ない状況でした。 今回は、野々島の菜の花畑での作業を手伝わせていただきました。小道の除雪のほか、畝を残して数本の長い溝を掘り、端に少し大きい水路をつくるという畑仕事。初めての人も多く最初は戸惑いながらも、やり始めたらスコップ・鍬(くわ)・半月鍬(はんげつくわ)など、それぞれの道具に適した持ち場を分担して、なんとか作業を遂行できました。
今回のプロジェクトでは、ボランティア作業自体は短時間でしたが、参加いただいた皆さまには、今回の体験によって自分で何かできることを考え、行動していく、何かにつながっていくひとつのきっかけになれば…という思いでした。被災地では、震災の風化や人員不足などの影響で、ボランティア数が減ってきています。3年経っても、まだまだ、いろいろなボランティアを必要としている被災地があります。被災地を訪れてみることとともに、ボランティア活動にも、目を向けていただけることを願っています。

長靴をはいて、スコップを持って、畑に移動

畑中さん(左端)より除雪班への説明

スコップや鍬で溝を掘る

全員で力を合わせた成果

昼食は島のお母さんたちが作ってくれたごちそう

子どもたちと参加「震災を忘れない」

宮城県川崎町
大宮勝茂さん(38)
順子さん(40)
柊さん(11)
桧奈さん(9)
桃禾さん(7)

家族5人で参加しました。子どもたちに大震災を忘れないでほしいと思ったためです。
同じ宮城県内に住んでいても、沿岸の被災地の状況はよく分かっていませんでした。野々島を訪れて被害や復興の進ちょく状況を知り、まだまだ時間がかかるだろうと感じました。
現地でのボランティア活動はとても大切ですが、現状を知ってもらえるように情報発信していくことが、自分にできる支援の一つかと考えています。 (勝茂さん)

川崎町は山に囲まれた町です。それでも毎年、夏には子どもたちを海へ連れていきました。その子どもたちが震災後、海を怖がるようになりました。
今回、ツアーをきっかけに家族で野々島を訪れることができました。私でもお役に立てることがあると分かり、嬉しかったです。子どもたちは作業を楽しみ、海にも近付けました。本当に良かったです。子どもたちと、菜の花が咲くころや夏の海水浴の時期にまた野々島に来たいと思います。
(順子さん)

住民のもてなしに感謝「自分も、できることを」

仙台市青葉区
青木亜季子さん(45)
響太郎さん(10)

浦戸で支援活動を続ける畑中さんの話に感銘を受けました。信念を持ち、ぶれずに取り組んでいて、強さを感じます。
ツアーには、「何か役に立てることがあれば」と思い参加しましたが、逆に島の方にもてなしていただき、申し訳ないぐらいでした。ただ畑中さんも言っていたとおり、今回を浦戸や被災地と継続して関わっていくきっかけにすれば良いのかなと思います。
一緒に参加した小学4年の息子は自分でスコップを持ち、一生懸命溝掘りをしていました。また息子と一緒にできる活動があればいいなと思っています。
(亜季子さん)

住民の方が作ってくれたご飯が美味しかったです。おもてなしを受けて「悪いな」と思いましたが、こういう経験を何度でもして、住民が少しでも元気になってくれたらいいのかなと思いました。
野々島の菜の花が咲くのが楽しみです。これから困っている人を助けたり、お手伝いしたりしていきたいです。
(響太郎さん)

今も求められています。
岩手・宮城・福島3県から、ボランティアを募集している団体を紹介します。

心のケアへ傾聴活動

NPO法人 カリタス釜石  スタッフ 今村恵美さん(28)

仮設住宅の談話室や地域の集会所に住民をお誘いしてサロン(お茶の会)を開いています。コミュニティーをつくる目的のほか、孤立を防ぎ、困りごとなどを拾い上げる場となっています。ボランティアは傾聴活動が柱。住民の話に耳を傾けたり、一緒に手芸をしたりして過ごしてもらいます。
被災者の中には、心の中が震災当時のままで、癒されていない方も少なくありません。一方、次第に支援の手が少なくなり、「見捨てられた」と悲観する方もいます。心のケアはますます必要になっています。
傾聴は、人に寄り添う気持ちがあれば誰にでもできます。活動は、日帰りで1日からでも可能ですし、短期~長期で受け入れることもできます。サロン運営以外にもさまざまな活動がありますので、ブログをご覧になってみてください。
「何かしてみたい」と思っても、何から始めたらよいか戸惑う方もいるのではないでしょうか。まずは活動場所を訪れ、自分の目で確かめてみることも大切だと思います。ご参加をお待ちしています。

NPO法人カリタス釜石 釜石市大只越町2-4-4 電話:0193-27-9030
http://ameblo.jp/kamaishi311

農業支援を雇用につなげる

NPO法人 未来に向かって助け合い  理事長 福井福治さん(64)

山元町の被災農地で、クワ、カラムシ、カボチャを育てています。クワは桑茶にして販売を始めました。カラムシは繊維から糸を取って織物にし、名刺入れや財布を作って売ろうと考えています。
震災後、農家は気力を失っていました。畑は津波で浸水し、農機具は流されてしまった。できることを考え、雇用に結び付く作物を手掛けることにしたのです。
現在は9人のスタッフを雇用しています。この人数では、畑の整地や草取り、植樹、植え替えなど多岐にわたる農作業をまかなえません。支えてくれるのが全国からのボランティアです。
ただ、それも減少傾向が否めません。今年は、1万人が参加してくれた昨年の3分の1程度にとどまるのではないかと見ています。震災から3年が経ち、もうボランティアの出番はないと思われているのでしょうか。
実際には、被災地は人口流出で高齢化が進み、ますます人手を必要としています。特に若い力に入ってほしい。自然の中に入り、土に触れる作業は心のケアにもお薦めですよ。

NPO法人 未来に向かって助け合い 宮城県山元町山寺頭無164-3 電話:090-4012-6327(福井)
http://tohoku-fukkou.holy.jp/index.html

避難者が「帰る」きっかけに

南相馬市ボランティア活動センター  センター長 松本光雄さん(70)

南相馬市小高区は原発事故の影響で帰還困難区域と居住制限区域、避難指示解除準備区域に分けられ、多くの住民が避難生活を続けています。
私たちは準備区域で、放射線量を確認しながら、がれきの撤去や建物の解体、側溝の泥出しなどを行っています。地域は津波の被害で発生したがれきや壊れた建物が放置され、民家は荒れ放題。住民が着の身着のまま避難をした3年前からほぼ手つかずの状態です。
私はボランティアのみなさんに、「避難している住民が、帰ってきやすい環境づくりをしよう」と呼び掛けています。例えば玄関から門口までを片付ける。敷地の一部でもきれいになれば、住民はほっとして、今後への気力につながるでしょう。中には小高に帰るつもりで家を建て直した人もおり、「やってきて良かった」と嬉しくなります。
震災から3年経っても、小高区のような場所があります。まだまだボランティアの力が必要です。清掃などの軽作業もあります。気軽に問い合わせてください。

南相馬市ボランティア活動センター 南相馬市小高区本町2-89 小高区社協会館 電話:0244-26-8934
http://ameblo.jp/v-home-net/

「ボランティア型支援《バスツアー》」参加者の皆さんの声をお伝えします。

写真をクリック!

東京都豊島区 赤城 弘矩さん(26)

東京都豊島区 赤城 弘矩さん(26)

仙台市宮城野区に実家があります。東京ではホームレス自立支援ボランティアの経験があります。今回は慣れない作業でしたが、貴重な体験ができました。実際にボランティアという形で被災地にうかがい、被災者の方から話をきくことで、自分自身の現実ボケに気づくことができてよかったです。

仙台市青葉区 青木 響太郎さん(10)青木 亜季子さん(45)

仙台市青葉区 青木 響太郎さん(10) 写真左

住民の方が作ってくれたご飯が美味しかったです。おもてなしを受けて「悪いな」と思いましたが、こういう経験を何度でもして、住民が少しでも元気になってくれたらいいのかなと思いました。野々島の菜の花が咲くのが楽しみです。これから困っている人を助けたり、お手伝いしたりしていきたいです。

仙台市青葉区 青木 亜季子さん(45) 写真右

ツアーには、「何か役に立てることがあれば」と思い参加しましたが、逆に島の方にもてなしていただき、申し訳ないぐらいでした。ただ畑中さんも言っていたとおり、今回を浦戸や被災地と継続して関わっていくきっかけにすれば良いのかなと思います。一緒に参加した小学4年の息子は自分でスコップを持ち、一生懸命溝掘りをしていました。また息子と一緒にできる活動があればいいですね。これからも自分にできることを続けていきます。

仙台市泉区 伴野 美香子さん(58)伴野 誠さん(59)

仙台市泉区 伴野 美香子さん(58) 写真左

今回の活動は、ボランティア活動の入り口としてとても良いものだと思いました。野々島のみなさんと一緒に現地を回りながら説明を受けたことはとても印象に残っています。被災地支援といってもまだ何をして良いか分かりませんが、できることがあれば長く続けていきたいです。

仙台市泉区 伴野 誠さん(59) 写真右

楽しい一日だった。住民のみなさんが歓迎してくれたのはありがたかったですし、反面、何もできない私たちが押し掛けていって迷惑を掛けていないかと心配にもなりました。もっと現地でのボランティア活動が長くても良いと思いました。今後は、被災地の現状を友人に伝え、復興活動に参加してもらえるように勧めてみようと思います。

柴田郡大河原町 太齋 陽子さん(40)櫻井 美砂子さん(54)

柴田郡大河原町 太齋 陽子さん(40) 写真左

今日はボランティア活動にあたる時間がとても短く、お役に立てたのかなあ、という感じです。塩釜には何度も来たことがありましたが、浦戸・野々島には初めて訪れ、とてもすてきな所だなあと知ることができました。お食事もお母さん方のこころのこもったお料理で、とてもおいしかったです。とてもいい経験をさせていただき、ありがとうございました。

柴田郡大河原町 櫻井 美砂子さん(54) 写真右

今回は、気軽に参加できる内容でよかったです。ツアーのボランティアでないと、経験できないような内容もあるので、いい体験ができました。その土地の状況も聞くことができて、よかったと思っています。

仙台市泉区 池田 光恵さん(49)池田 瑞季さん(20)池田 勝利さん(49)池田 葉月さん(12)

仙台市泉区 池田 光恵さん(49) 写真左

作業時間が短かったので、もう少し実施する季節など考えてもらえるとよいのかなと思いました。もっと作業してもよかったです。袋1つもらってゴミ拾いなどをしてもよかったのではないでしょうか。島はまだまだ元の通りではないと、目で見て感じました。だしから取ったお雑煮がとてもおいしかったです。楽しい1日になりました。

仙台市泉区 池田 瑞季さん(20) 写真左から2番目

大学でボランティアはいくつか活動しましたが、直接被災地での活動は今回が初めてでした。実歳に被災地を見て、想像はしていましたがショックは受けました。でも自分たちの手で関われた菜の花が咲いているところを見てみたいです。きっかけは何でもいいから、そこから広めることが大事だと思います。

仙台市泉区 池田 勝利さん(49) 写真左から3番目

もう少しボランティア作業の時間をとった方がよいと思います。ボランティアを行った実感が小さかったように思います。マルブン食品さんへの訪問はよかったと思います。地元企業の復興につながる企画は、今後も取り入れてほしいと思います。自分でも、身近なことで役立つことであれば被災地・被災者支援に参加してみたいと思います。

仙台市泉区 池田 葉月さん(12) 写真右

初めてのボランティアは少したいへんでした。だけどおわったときは「やってよかった」と思いました。それから、あまり復興が進んでいないことにびっくりしました。

横浜市西区 石鍋 英賢さん(27)

横浜市西区 石鍋 英賢さん(27)

昨年3月まで仙台に住んでおり、震災も体験しましたが、何の恩返しもできないまま離れてしまいました。浦戸へは初めて伺いました。住民のみなさんの絆を知り、わずかながら菜の花プロジェクトの一助になれてとても嬉しかったです。被災地を忘れないためにも、こうした企画を続けてほしいと思います。私も被災地の方々が前向きに生活できるようお手伝いをしていきます。

仙台市太白区 神田 寿己さん(32)神田 裕子さん(29)

仙台市太白区 神田 寿己さん(32) 写真左

昨年4月に東京から仙台に転勤になりました。被災者支援に少しでも役に立ちたいという思いがありましたが、実際に行動することができていませんでした。震災から3年が経ってもなお、復興に向けて時間は長くかかると思いますので、このようなボランティア型支援を中心に、自分なりの活動をしていきたいと思います。

仙台市太白区 神田 裕子さん(29) 写真右

直接被災地の方々からお話をうかがう機会は少ないので、いい経験となりました。今回はボランティア作業の時間は少なかったのですが、多くの方が被災地を訪れるだけでも、被災地が活気を取り戻したり、元気になったりする力になれるのかもしれないと感じました。このような機会をいただき、ありがとうございました。ぜひ今後も続けてください。

仙台市若林区 菅野 由紀さん(42)

仙台市若林区 菅野 由紀さん(42)

普段は被災地で作っているものを購入しています。今回のツアーはコンパクトにまとまっていて、私のように初めてボランティアに参加する者にはちょうどよかったと思います。

仙台市青葉区 上遠野 航太さん(19)

仙台市青葉区 上遠野 航太さん(19)

現場で見る震災のつめ跡は、メディアで見てイメージしていたものよりも悲惨でした。自分の中で震災に対する意識が薄くなってきていたので、肌で感じられたのは良い経験でした。震災を風化させないために、県内外の人に伝えていくことが必要だと思います。被災地を自分の足で訪れ、自分の手で復興に携わりたい。

仙台市若林区 蓑藁田 あゆみさん(15)蓑藁田 里子さん(58)

仙台市若林区 蓑藁田 あゆみさん(15) 写真左

今回のツアーに参加して、まだまだ復興は進んでいないと感じました。同じ宮城県に住んでいてもこんなに違うのかと衝撃を受けました。これからも震災のことを忘れず、さまざまなボランティアに参加していきたいと思います。

仙台市若林区 蓑藁田 里子さん(58) 写真右

被災地の野菜や果物などを買うようにしていましたし、旅行も遠くより県内や福島に出かけています。今回は、個人で何かしたいと思ってもできにくいので、いい機会でした。たいしたことはできていませんが、自分が関わった地は記憶に残るし、他人事にはならないように思います。

仙台市泉区 水木 麻里子さん(33)

仙台市泉区 水木 麻里子さん(33)

ボランティア活動に参加したいと思っても、自分で探したり、その場所へ行ったりということができませんでした。今回のようなツアーで参加でき、とても良い経験になりました。これで終わりではなく、またボランティアに参加したり、経験を周囲に話したりしていこうと思います。

仙台市青葉区 西山 嘉一さん(53)

仙台市青葉区 西山 嘉一さん(53)

ボランティアというと腰が引けて参加しないで終わってしまいますが、ツアー型だと参加しやすいと感じました。作業時間が短かったので、もう少し長くても良いのではないでしょうか。震災の後に東北に来ましたが、この地で生活していく上で、この地をより知れたと思います。

仙台市若林区 岡崎 智也さん(30)

仙台市若林区 岡崎 智也さん(30)

今回はあまり気負わずに参加できてよかったです。実際に作業した時間が短かったですが、しばらく忘れがちだった被災地という実感を得られたように思います。現地の人の話を聞くことができたのは、いい機会でした。自分の生活の中から震災の風景が減っており、放っておけばどんどん忘れていきます。今回のような形でも機会があればまた参加したいです。まだ人の手が足りていない場所はあるということを引き続き発信してほしいです。

仙台市青葉区 大宮 令子さん(62)

仙台市青葉区 大宮 令子さん(62)

一人ではボランティア活動への一歩を踏み出せませんでした。プロジェクトに参加し、自分の体験として被災地を肌で感じることができました。今回ご一緒したみなさんとお話ができたことも良かったです。みんな気持ちの中に、何かできることがあればと考えているのだと心強く思いました。野々島のみなさんの温かいお心遣いにも感謝です。ごちそうさまでした。

仙台市青葉区 大野 泰代さん(60)

仙台市青葉区 大野 泰代さん(60)

多数の応募があったと知り、自分が参加できたことをありがたく思いました。作業が短時間だったのと、そのうえ島のお母さんたちに想像を絶するごちそうをつくっていただき恐縮してしまいました。島の方、スタッフの方、たいへんありがとうございました。楽しい1日でした。菜の花が咲く頃、また行ってみます。

仙台市宮城野区 大井 伊津子さん(61)

仙台市宮城野区 大井 伊津子さん(61)

寒いのには閉口しましたが、「1時間程度のボランティア活動だけではなく、次にもつながることが大事」という、今回の今できることプロジェクトバスツアーの主旨がよくわかりました。3年も過ぎ、忘れかけていた震災被害は、まだまだ復興していない、ということを思い出させてくれました。なかなか一人では活動できませんが、今後また、このような企画がありましたら、参加したいと思います。

仙台市泉区 大久保 哲平さん(25)

仙台市泉区 大久保 哲平さん(25)

支援を継続することや現状を知って行動につなげることの大切さを知りました。どんなささいなことでも構わないと思います。ボランティアだけが支援ではありません。訪れて楽しむことも大きな支援なのだと、ツアーを通じて実感しました。今後は学習支援のボランティアなどに携わってみたいです。

柴田郡川崎町 大宮 桧奈さん(9)大宮 順子さん(40)大宮 柊さん(11)大宮 勝茂さん(38)大宮 桃禾さん(7)

柴田郡川崎町 大宮 桧奈さん(9) 写真左

きょうは船に乗って海ねこにお菓子をあげました。楽しかったです。

柴田郡川崎町 大宮 順子さん(40) 写真左から2番目

毎年、夏には子どもたちを海へ連れていきました。その子どもたちが震災後、海を怖がるようになりました。今回、ツアーをきっかけに家族で野々島を訪れることができてとても良かった。子どもたちは作業を楽しみ、海にも近付けました。こういう支援の方法があり、私も役に立つことがあるのだと思えました。菜の花が咲くころや夏の海水浴の時期に、家族でまた野々島に来たいと思います。

柴田郡川崎町 大宮 柊さん(11) 写真左から3番目

きょうはいろいろなところに行き、野々島の鐘を鳴らしたり、食べ物を買ったりしました。被災地に募金をしたいです。

柴田郡川崎町 大宮 勝茂さん(38) 写真左から4番目

子どもたちに大震災を忘れないでほしいと思い、家族5人で参加しました。野々島を訪れて被害や復興の進ちょく状況を知り、まだまだ時間がかかると感じました。現地でのボランティア活動はとても大切ですが、現状を知ってもらえるように情報発信していくことが、自分にできる支援の一つかと考えています。菜の花が咲いたころにまた野々島に来てみたいです。

柴田郡川崎町 大宮 桃禾さん(7) 写真右

きょうは(野々島で)いろいろ探検をしました。面白かった。

横浜市保土ヶ谷区 大内 裕斗さん(21)

横浜市保土ヶ谷区 大内 裕斗さん(21)

大学のゼミで、福島の原発避難区域から東京に避難してきた方々に話を聞きました。不安をぬぐえない避難者の存在を知り、実際に現地を案内してもらいながら、原発がある町、目に見えない放射能の怖さを実感しました。まだまだ復興は進んでいないとあらためて感じた反面、自分は何もできず、どのようにしたら良いのか自問自答を繰り返していました。これまでは被災地に「足を運んだだけ」。今回が初めてのボランティアでした。住民の「風化するのが怖い」という言葉が印象的でした。経験を周囲に発信していくことから始めようと思います。

仙台市泉区 作並 つな子さん(63)作並 和夫さん(64)

仙台市泉区 作並 つな子さん(63) 写真左

スタッフの皆さんの元気な声で私も年齢を忘れて動くことができました。とても楽しかったです。花が咲くのを想像しながらスコップを動かしました。花の季節が楽しみです。また必ず参加したいです。今度は友人を誘って・・・

仙台市泉区 作並 和夫さん(64) 写真右

石巻の大漁プロジェクト、塩釜のアマモ再生プロジェクトなどに参加してきました。今回のツアーは、主催者側の主旨が理解できました。参加した私たちは、まわりの人たちに課題として取り上げてもらい忘れないようにしてもらうよう拡声器になりたいと思います。もっともっとツアーを続けてください。

仙台市青葉区 佐藤 方行さん(22)佐藤 祥子さん(54)

仙台市青葉区 佐藤 方行さん(22) 写真左

被災者の方が意外に明るく前向きに頑張っていることがわかりました。離島振興など、震災前からあった問題への対応も必要だと感じました。震災から3年が経ち、新しい計画の実行もこれから、という段階だと思います。ここに若者のアイディアを入れることは、新しい発想を生かすという面だけでなく、若者を当事者として巻き込むことにつながり、必要なことではないかと思いました。

仙台市青葉区 佐藤 祥子さん(54) 写真右

身近なところに、こんなに美しい海や浜があったことに気づかせていただいて感謝しています。何か被災地支援をしてみたいと思ってはいても何をしていいかわからないので、このような機会をつくっていただけるとありがたいです。本日はその他に、海の幸山の幸盛りだくさんの昼食までいただけて感激です。大変おいしくいただきました。ありがとうございました。

仙台市宮城野区 関内 雅実さん(19)関内 晃子さん(53)

仙台市宮城野区 関内 雅実さん(19) 写真左

現地でいろいろな話を聞きました。知らないことばかりで驚きましたが、ボランティア活動に参加できて良かったです。短い時間でしたが、良い経験になりました

仙台市宮城野区 関内 晃子さん(53) 写真右

季節がら寒く、屋外のお手伝いはなかなか難しいですが、もっと暖かくなればもう少しいろいろな支援ができるのかなと思います。子どもの学校の長期休みなどに合わせて1泊でまた野々島に訪れたいです。

仙台市宮城野区 柴田 とも子さん(64)柴田 佳奈さん(42)

仙台市宮城野区 柴田 とも子さん(64) 写真左

野々島の住民の方のお話を直接聞けて良かったです。私にできることは限られていますが、被災地に足を運んでおしゃべりをすることや軽作業などのボランティアに参加したいと思っています。

仙台市宮城野区 柴田 佳奈さん(42) 写真右

「まだ復興は手つかず」とニュースなどで聞いていましたが、現地に足を入れ、あらためて復興が進んでいないことを実感しました。私にできること、今できることを考えて過ごそうと思います。仮設住宅を訪問し、住民の方と話をすることなどを考えています。また島を訪れたいです。

仙台市宮城野区 志田 あさこさん(51)

仙台市宮城野区 志田 あさこさん(51)

冬季ということであまりお手伝いできませんでしたが、私は椿のトンネルの除雪作業を行いました。島民の方々が避難し、一人もかけることなくこの道を通ったと思い、一生懸命スコップを使い頑張りました。島のお母さん方のお料理もおいしく、ありがたいと思いました。何年もかかると思いますが、花いっぱいの島になればいいと思います。

柴田郡柴田町 勅使瓦 城基さん(50)勅使瓦 杏さん(9)勅使瓦 由美さん(45)

柴田郡柴田町 勅使瓦 城基さん(50) 写真左

震災の恐怖や復興の遅れを勇気に変え、元気に過ごす人々のことを話して伝えていきたいと思っていました。いろいろな生活スタイルの方が同じ活動を通して、共通意識を持つということが重要だとあらためて感じました。また、周囲への声がけにも努めていきたいと思います。

柴田郡柴田町 勅使瓦 杏さん(9) 写真中央

きょうのことは、わすれません。

柴田郡柴田町 勅使瓦 由美さん(45) 写真右

被災地、被災者の方に心(想い)を寄せて、忘れないことが大切と思っています。今回は短い時間でしたが、充実したひとときでした。お買い物などもして、支援にご協力できたかなと思います。

仙台市宮城野区 千枝 倫子さん(46)

仙台市宮城野区 千枝 倫子さん(46)

ツアーに参加し、被災地で作っている商品を買い求めることも被災地支援になるのだと思いました。震災の風化がとても怖いです。ほかの地域の人が忘れても、(東北に住む)私たちはそのスピードを加速させてはいけないのだろうと思っています。

仙台市青葉区 土屋 智敬さん(43)

仙台市青葉区 土屋 智敬さん(43)

今回のような気軽なスタイルで体験できるのはきっかけづくりになり、とてもよかったです。今後も継続して自分でも参加していきたいと思います。ランチでは、手作り料理をいただきましたが、作ったお母さんたちもテーブルに入るなど、交流をもう少し深めたかったです。今回参加させていただきとても感謝しています。

サッポロビール(株)東北本部東北未来プロジェクト 梅里 俊彦さん(52)

サッポロビール(株)東北本部東北未来プロジェクト 梅里 俊彦さん(52)

被災された方の生の声を聞くことは大切なことです。ただ、作業はかなり無理があったのではないでしょうか。せっかく活動するならプロの方などに相談して進めるべきだと感じました。私ができる支援として、観光や買い物のほか、友人らに現状を話し、旅行へ来るように勧めたいと思います。

仙台市泉区 内海 秀明さん(50)

仙台市泉区 内海 秀明さん(50)

野々島を初めて訪れました。ツアーは、家族で参加するのにちょうど良い内容だったと思います。次回は娘と参加します。ゴールデンウィークに菜の花が見られることを期待しています。

仙台市若林区 山舘 恵美子さん(59)

仙台市若林区 山舘 恵美子さん(59)

仙台に転勤で来て2年、いま私ができることを考えていました。今回参加してみて、自分ができること、まだまだたくさんあるような気がしました。もっと自分で探して活動していこう、継続してやっていきたいと、あらためて思いました。縁があると思うので、野々島にはまたぜひ行きたい、菜の花の咲くのが見てみたいです。

仙台市青葉区 山崎 優香さん(19)

仙台市青葉区 山崎 優香さん(19)

野々島や海岸周辺の被害、復興状況について生の声を聞き、大変衝撃を受けました。東日本大震災は地元宮城県民の中でも意識の風化が起きていると思います。この機会にボランティアを経験できて良かったです。今後、今回のような被災地支援を継続していきたいと思います。

三井不動産(株)東北支店 吉田 雄太郎さん(29)

三井不動産(株)東北支店 吉田 雄太郎さん(29)

浦戸諸島には初めて行ったが、現地の様子を見ることができてよかった。ただ思ったのは、もちろん震災からの復旧・復興という側面もあるが、今後の生計の立て方のような離島問題も多分に含んでいるのではないかということ。島で活動をしている人や現地の方々とふれあえる機会はとても有意義だった。東京にお住まいの方にも、ぜひこのような機会を体験してもらいたいと思った。

今回の「今できること」の紙面をPDFで見る

【動画】今できることプロジェクト「ボランティア型支援バスツアー」