河北新報特集紙面2014

2014年11月23日 河北新報掲載 情報発信セミナー&バスツアーレポート「七ヶ浜の元気、新発見」

情報発信を学んで、被災地で実践するプロジェクト 情報発信セミナー&バスツアーレポート「七ヶ浜の元気、新発見」

セミナーから七ヶ浜バスツアー、そして情報発信まで。

参加者の体験記

震災から3年半以上が経ちました。いま被災地はどうなっているのでしょう。復興に携わる人たちは、どんな思いでいるのでしよう。「今できることプロジェクト」情報発信ツアーは、宮城県七ヶ浜町を訪れ、情報収集・発信を実践しました。参加者の体験記を通して紹介します。

横山田恵子さん(50)(仙台市) 大滝克美さん(48)(さいたま市)
 ツアー参加者全員のコメントはこちら

セミナー

情報発信、できるかな

震災にかかわる活動には携わったことがなく、無理なくできることがあればと思っていました。セミナーでは、情報発信の意義や方法を勉強。ツイッターなどSNSの利用はちょっと怖いイメージがあったのですが、震災時に役立ったという話を聞いて自分でもやってみようかと思いました。

講師の齋藤由布子さんのお話を聞き、情報発信を勉強

セミナー2

写真で伝えるために

七ケ浜町は学生時代のヨット部の合宿拠点。復興に向けて頑張っている知人もおり、支援を続けています。セミナーでカメラマンから習った構図の取り方を早速、街に出て実践してみました。被写体をどうとらえるか。情報伝達はその瞬間から始まっているんですね。

カメラ講師相澤健治さんから指導を受け、早速実践

多聞山にて

七ヶ浜に山手の魅力再発見

松島を一望する多聞山からの眺めは、折からの霧も晴れ、島々の浮かぶ秋の碧い海に観光船の白い航跡が鮮やかで、吉田浜から出て帆走していたヨット部時代を思い出していました。海一色で当時は気づかなかった七ヶ浜の山手の魅力を再発見することができました。

松島四大観のひとつ多聞山からの美しい眺め

七ケ浜町水産振興センターにて

記憶にある風景が・・・

震災前、この周辺で知人がお店を営んでいました。震災後初めて訪れましたが、記憶にある風景との違いに驚いています。センターの屋上からは、再建された漁師さんの作業所やたくさんの釣り人が見え、少しずつですが復興に向かっている様子が伺えました。

被害と復興の両面を感じる屋上からの眺め

昼食

ボッケ汁に大満足!

昼食は地魚「ボッケ」の汁ものや唐揚げをいただきました。わたしは魚が苦手。特に魚卵は絶対に食べられない、と思っていました。が、初めて食べたボッケ汁はとっても美味しかった!卵がプリプリしていて、思わずお代わりしてしまいました。

地元のみなさんのおもてなしに感謝。顔は怖いけど味は最高!

漁師・鈴木さんの話

復興へのコミュニケーション

旬の海の幸を産地直送し、七ヶ浜の復興に取り組む菖蒲田浜漁港の漁師・鈴木直也さん。「ぼっけ汁、うまいね!」「オスはモチモチしていて刺身が最高なんスよ」。鈴木さんの熱い想いと笑顔に、顔の見えるやりとりこそが彼の元気、復興につながると思いました。

七ヶ浜の復興を熱く語る鈴木直也さん。NPOの方とも話す

ツイッターに投稿

初めてつぶやいた!

普段はニュースやほかの人のつぶやきを読むだけだったけど、初めて自分でつぶやいてみました。「これがぼっけじゃ」、「七ケ浜国際村、素敵なロケーション」。「バスの中からの七ケ浜。復興はまだまだ」。写真も一緒に投稿。これなら、できる範囲で続けていけるかな。

震災時は避難所となった七ケ浜国際村

フェイスブックに投稿

今もこれからも、いいね!

七ヶ浜の今を見て感じたことを思いのままに伝える。当地でがんばる人たちとつながり、おいしいものにはおいしい!と言い、そのがんばりには「ちゃんと見ていますよ」といいね!する。大事なことはシェアして、七ヶ浜のいいね!をこれからも世の中に広めたい。

今日たくさん発見した、七ヶ浜の人・まち・食などをフェイスブックとブログにさっそくアップ
https://www.facebook.com/katsumi.ootaki

まとめ

前向きになる話が聞けた。多くの人に伝えたいと思った。

山に登り着いた頃、霧が晴れて美しい海が広がっていました。松島四大観・多聞山、七ヶ浜の景勝地でした。地元の近海漁業で少量だけ捕れるボッケを堪能できるのは、晩秋の約1カ月間だけ。地元の皆さんがボッケ汁と唐揚げをつくってくれました。漁師さんも、ボランティアを続けているNPOの人も、復興にがんばる七ヶ浜の姿を熱く語っていました。いろんな魅力と元気を見せてくれた七ヶ浜。参加者の皆さんは、それぞれの思いをこめて、情報発信にトライしていました。

皆さんもぜひ、いろいろな町、さまざまな場面から情報発信をしてみてください。

「情報発信セミナー&バスツアー」参加者の皆さんの声をお伝えします。

※年齢はツアー当日の年齢です。

写真をクリック!

仙台市太白区 舟山 和之さん(67)

仙台市太白区 舟山 和之さん(67)

七ケ浜町について詳しく知ることができました。震災のつめ跡がまだまだ残っていること。これらに向けて今なお努力を続けている人の姿を目の当たりにし、大変感激するとともに、少しでもお手伝いしたいと感じました。情報発信については年齢の関係もあり、ツイッターやフェイスブックなどは苦手ですが、より多くの機会、より多くの方々にきょうの状況を自らの口で伝えていきたいと考えています。

仙台市太白区 渡辺 キミ子さん(76)

仙台市太白区 渡辺 キミ子さん(76)

わたしの時間の中でできることは何かと考えました。ボランティアの種類によってもできる、できないがあります。わずかな時間と体力、人の輪などの中で、できることに参加します。命あるかぎり、体力の続く限り、人と人との対話が大事だと思っています。

宮城県亘理町 吉野 隆さん(64)

宮城県亘理町 吉野 隆さん(64)

被災地はその場所によって復興の進み具合が大きく違っていると感じました。何がこの差を生じさせているのでしょうか。ツアーを通じ、七ケ浜の漁師の方々の頑張りがよく分かりました。お話の中で出たオーナー制の確立が良い提案だと思います。ぼっけ汁、美味しかったです。ありがとうございました。

仙台市青葉区 後藤 克子さん(73)

仙台市青葉区 後藤 克子さん(73)

わたしはいつも近所の方が被災地で買い物したものをおすそ分けいただいています。今回はわたしが買い物してお土産に、と思っていましたが、何も買えずに残念でした。七ケ浜は海あり、山あり、桜あり。また来たいです。支援の意味で、年間会費1000円程度のサポーター制を実施し、海の駅を作ったら良いのではないでしょうか。上手に発信し、仙台市民が観光に来るようにしてほしいです。

仙台市青葉区 鈴木 栄子さん(73)

仙台市青葉区 鈴木 栄子さん(73)

復興が遅れていると聞いていましたが、3年経ってもまだまだなのですね。悲しい。わたしと同じ年齢の方はどんな気持ちで暮らしているのかと不安になりました。初めて食べたぼっけ汁は美味しくて心が温まりました。わたしにもできるボランティアがたくさんあると思いますので、これから行動しようと思いました。

宮城県柴田町 尾形 和弘さん(56)

宮城県柴田町 尾形 和弘さん(56)

地理的にちょっと手が届いていないという場所を実際に見て、被害の大きさを認識しました。地元の方の話で、南三陸町や東松島市のような情報発信が少ないこと、集客の拠点がないと聞き、驚きました。まずは人が集まれるような拠点を作ることが必要だと思います。七ケ浜の方々が復興に向けて頑張っている様子が伝わってきました。先が長いと思いますが、頑張ってほしいです。今後の情報発信に期待します。わたしも積極的に情報をキャッチしていきます。

仙台市青葉区 西加 辰郎さん(53)

仙台市青葉区 西加 辰郎さん(53)

特産物のぼっけ汁をいただけたのはありがたかったです。七ケ浜の良いところを見せてもらいましたが、悪いところももう少し見て回りたいという気がしました。漁業、海苔、ワカメ、農業、米、野菜、避難所、福祉、道路・・・。いろいろ問題があると思います。その一端はお話を聞かせてもらったことで理解できました。震災後、七ケ浜に週1回来ていますが、久しぶりの海はずいぶんきれいになったようで年月を感じました。いい機会をありがとうございました。

仙台市太白区 須藤 扶美子さん(52)

仙台市太白区 須藤 扶美子さん(52)

地元ボランティアの方たち、今回のツアーに参加してくれた大学生や高校生。震災から3年半がすぎてなお、大勢の若い人がまだ関心を示してくれていることが、(実家のある石巻市で)被災した私たちにとって一番の心の支えです。わたしの両親は石巻の家を失い、仙台のわたしの家で暮らすようになりました。公的な支援金はいただきましたが、ほかには何の支援もなく、ボランティアが訪れる訳でもありません。どこか「忘れられ感」があります。こういった方々は大勢いると思います。被災地を離れて暮らしている人たちにも、手が差し伸べられる術はないのでしょうか。東北以外の地域向けにも、こうしたツアーの企画をしてどんどん被災地の今をみてもらいたいです。

仙台市太白区 須藤 仁さん(47)

仙台市太白区 須藤 仁さん(47)

震災後に七ケ浜を訪れたのは初めてでした。3年半が過ぎた今でもまだ、”仮設”住宅が立ち並んでいます。時間は止まってなどくれません。人々が暮らす場所から「仮」が取れるのは、あとどれほどの時間を要するのでしょうか。ボランティア団体「レスキューストックヤード」や足湯ボランティアの青年たちの、優しく強い瞳に熱いものを感じました。多聞山から眺めた美しい海が忘れられません。春、桜色に染まった山を見に、またここを訪れてみようと思います。

福島県新地町 蓮本  浩介さん(44)

福島県新地町 蓮本 浩介さん(44)

七ケ浜町のみなさんが、若い方から年配の方まで一緒になって町を作り上げていこう、外の方とつながろうと思っていることが伝わってきました。町を訪れる人へのウェルカム感(心から迎え、伝えたいという思い)が感じられて心地良かったです。発信する姿勢や取り組みも大切です。セミナーとしては、「まずはこんな発信を」「こんなのもありですよ」といった内容があったら、なお活発になったかもしれません。初めて被災地に来たという方もおり、こうした企画がますます必要になると思いました。福島でもやってみようと考えています。

仙台市青葉区 池田 義之さん(43)

仙台市青葉区 池田 義之さん(43)

七ケ浜町は何度か訪れたことがありましたが、生産者の話を聞く機会があって良かったです。生産者自身が立ち上がろうとしている時、消費する側が商品の購入以外に協力できることがないか考えてみたいと思います。

仙台市太白区 横山 田恵子さん(50)

仙台市太白区 横山 田恵子さん(50)

セミナーでは災害時のSNSが有効と知り、活用していきたいと思いました。受信する情報、発信する情報が信用できるものかどうか、見極める力を付けたいと思います。ツアーでは七ケ浜町を久しぶりに訪れ、自然の美しさに見入りました。その自然を生かし、癒やしの場として発展されることを願います。また、七ケ浜で頑張っている生活者の姿を目にし、長期にわたってそれぞれできる支援を続けなければと思いました。支援と思って参加しましたが、美味しいものをいただき、たくさんのことを教えていただきました。ありがとうございました。

名取市 相澤 和希さん(18)

名取市 相澤 和希さん(18)

ツアーでは写真を撮る機会がたくさんあり、セミナーで学んだ内容がとても役立ちました。今まで何度も七ケ浜を訪れていましたが、きょう初めて、国際村ができた背景や、公共施設がすべて高台にあったために無事だったことなどを知りました。実際に見たこと、感じたことをどんどん発信していきたいと思います。ボランティアだけでなく、食と求めて・・・など気軽に訪れたいです。

仙台市泉区 本間 一輝さん(19)

仙台市泉区 本間 一輝さん(19)

前回のセミナーでは、うまく伝えられなかった現地の情報を伝える方法を学ぶことができました。今回のツアーを通して、これからのボランティアには信頼関係とつながりが大切だということをあらためて実感しました。また、震災当時の話など貴重な話を聞くことができ、意識が高まりました。何が必要か声を聞き、何ができるのかを考えて、行動し続けることが大切。やはり継続は力なりだと思いました。貴重な経験をこれからのボランティア活動に生かしたいです。

さいたま市 大滝 克美さん(48)

さいたま市 大滝 克美さん(48)

(七ケ浜に合宿所があり)ヨット一色だった学生のころには訪ねることのなかった場所(多聞山)などを再発見、再認識することができました。海の町七ケ浜が、海に開かれた町であるためにも、港や漁家のみなさんの復旧、復興のカタチを作っていってほしいと思います。われわれ消費者の立場としてできることは、顔の見える関係づくり、直接のコミュニケーション、アナログ・デジタルを問わない口コミ(発信)、購買支援、そしてできることならば当地への訪問を加えたいと思います。

宮城県七ケ浜町 阿部 和夫さん(76)

宮城県七ケ浜町 阿部 和夫さん(76)

被災地住民として参加させていただきました。自分はメールのみの利用で、震災当時は情報の発信もできませんでしたが、これを機会に方向性を変える機会があると感じました。意見交換で、七ケ浜産の魚介類などをどこで購入したり食べたりできるのかという質問が挙がっていましたが、まさにその通りです。漁民の生活が安定し、町民が安らぐ町づくりを考えていきます。

仙台育英学園高1年 井上 秀東さん(16)

仙台育英学園高1年 井上 秀東さん(16)

今回のツアーで、まだ復興が終わっていないことをしみじみと感じました。七ケ浜の素晴らしいところをたくさん見ることができました。できることは限られていますが、復興に期待したいです。感じたことを全国に広めていきたいと思います。

仙台育英学園高1年 中村 啓稔さん(16)

仙台育英学園高1年 中村 啓稔さん(16)

実際に沿岸部を訪れたのは初めてでした。海の幸をいただいたり、清掃活動を通したりして素晴らしい自然を感じることができました。また、復興に対して自分の意識が薄くなってしまったという印象が残りました。被災地を訪れ、町の人々と触れ合っていくことも、今わたしたちにできることの一つだと思います。家族や友人と、どんなことができるか考えていきたいです。まだ被災地を訪れたことのない人は、何かの活動を通してぜひ訪れてほしいです。

仙台育英学園高2年 檜野 幸志郎さん(17)

仙台育英学園高2年 檜野 幸志郎さん(17)

場所によっては3年経っても復興が進んでいないところがありました。このプロジェクトを通じて自分たちのできることをしっかり考えたいと思います。被災地の現状を多くの人に知ってもらうため、今回参加した1人として、被災者の1人として、たくさんの手段で情報を広げていければと思います。

仙台育英学園高2年 渡部 奎さん(16)

仙台育英学園高2年 渡部 奎さん(16)

わたしは震災で津波を実際に見たため、その後ずっと海を見ることができませんでした。しかし、ツアーで清掃活動をして、あらためて海の素晴らしさを知りました。震災の形跡が残る中、一生懸命復興へと動くみなさんを見てとても格好良く見えました!ぼっけ汁も美味しかったです。今度は友達を連れて来たいと思います。

仙台育英学園高2年 近藤 雄太さん(16)

仙台育英学園高2年 近藤 雄太さん(16)

今回は1年ぶりに被災地を訪れました。町の様子を見るだけでなく、みなさんの言葉を聞いて、復興はまだまだだと実感しました。七ケ浜などの被災地はどこも素晴らしい場所だと思います。多くの人が訪れるよう、情報発信を利用して復興の手助けができればと思いました。

仙台育英学園高2年 森本 大智さん(17)

仙台育英学園高2年 森本 大智さん(17)

ぼっけ汁が本当に美味しく感動しました。ぼっけ汁や海岸沿いの状況、復興の進ちょくなど、もっと多くの人が知るべきこと、知ってほしいことを発信したいです。たとえ現地に行かなくても、できる支援の方法があると思いました。清掃活動では、震災から時間が経った今でもあの量のゴミが残っていたのに驚きました。来年こそ海開きができるよう、強く願います。

仙台育英学園高2年 山﨑 悠貴さん(16)

仙台育英学園高2年 山﨑 悠貴さん(16)

わたしも震災を体験していながら、被災地についてとても無知で、今回のツアーで勉強することができました。七ケ浜のみなさんにお会いしたとき、「なんでこんなに輝いているのだろう」と思いました。本来、我々が応援する側なのに、逆に「おもてなし」を受けたようでした。しかし、それが彼らを動かす原動力なのではないかと感じます。まだ復興は進んでいないところもありますが、町民の笑顔が戻ってきて、明るい部分も出てきているとあらためて感じました。この経験を学校や生徒会の活動に生かしていきたいです。

仙台育英学園高2年 佐藤 杏実さん(16)

仙台育英学園高2年 佐藤 杏実さん(16)

ツアーに参加して、沿岸部はまだまだ復興が進んでいないと感じました。ただ、今後の被害を防ぐため、多くの人がさまざまな改善策を考えていることも知りました。わたしも何かの形で協力していきたいですし、被災地の現状が風化しないよう、情報を発信していきたいと思いました。またこのようなプロジェクトに参加できたらいいなと思います。

仙台育英学園高教諭 庄司 昌弘さん(40)

仙台育英学園高教諭 庄司 昌弘さん(40)

授業の一環で今回のプロジェクトに生徒を参加させていただきました。生徒たちが学校の外に出てさまざまなことを学ぶのはやはり大切なことだとあらためて感じています。今後、学校全体でこのような取り組みができないか模索したいと思います。ありがとうございました。

住友生命 宮本 健さん(48)

住友生命 宮本 健さん(48)

3年半が経っても震災のつめ跡が残っており、その重さを痛感しました。また、初めて被災者の話を聞くことができました。新聞などで知っていたはずですが、現実に見たり聞いたりすると規模の大きさ、物事の深さを実感します。それでも被害を経験した方には追い付きません。ボランティアの若者と現地の方が頑張っている姿が印象的でした。

仙台市宮城野区 結城 新一さん(68)

仙台市宮城野区 結城 新一さん(68)

七ヶ浜町に住んでいました。家のすぐ近くに沼があり、がれきや自動車で埋め尽くされていました。今もそこに家があります。今回のツアーは我が身のことのようで、とてもうれしく思っています。

仙台市青葉区 丹内  健一さん(70)

仙台市青葉区 丹内 健一さん(70)

七ヶ浜には初めて行きました。七ヶ浜ぼっけ倶楽部を立ち上げて漁師の目で町の復興に取り組んでいる鈴木さん、そしてそれを支援する NPOレスキューストックヤードの皆さん、ボランティアコーディネーターの皆さんのエネルギー、行動力に敬服しました。今回、情報発信の仕方を教えていただきました。震災関連情報にはこれからも関心を持ち続け、私なりに発信していきたいと思います。

登米市 嶋田 圭さん(29)

登米市 嶋田 圭さん(29)

震災以降、海岸などに訪れることが減っていましたが、今回海に来る機会をいただき、七ヶ浜の現状を知ることができました。多聞山からの景色、初めて食べたぼっけも、七ヶ浜をPRするいい材料になるのではと思いました。参加者、地元の方も、みんなあたたかい人たちばかりでした。いい結果に結びついてもらいたいです。今後も、ツアーがあれば参加したい、周りの方にも広げていきたいと思います。

刈田郡蔵王町 村上 優さん(30)

刈田郡蔵王町 村上 優さん(30)

海岸の清掃活動をしましたが、海に関するボランティアをしたのは初めてでした。少しの時間であんなにたくさんのゴミが出るとは思いませんでした。以前は、もつとたくさんのものがおちていたのだと思います。お話をうかがったり、写真を見たり、耳と目からの情報のほかに、地元のものを食べたり、体を動かしての体験はとても印象に残りました。

仙台市泉区 佐藤 明子さん(40)

仙台市泉区 佐藤 明子さん(40)

七ヶ浜のいろいろな所を巡り、旬のぼっけを、今がいちばんおいしいという時期にいただき、充実した時間となりました。情報発信がテーマでしたので、今日はブログを7回も更新しました。ふだんなら目にとめないようなこと、現地に行って初めて見えるものが、たくさんありました。未来に向かってどんなふうに変わっていくのか、そして地元の方の熱い情熱にふれ、変わらないことの大切さも学びました。

仙台市太白区 千葉 輝雄さん(66)

仙台市太白区 千葉 輝雄さん(66)

被災地を今まで何カ所か見る機会がありましたが、2年前より、1年前より、遠くから見ていると復旧も復興も進んでいるように見えましたが、近くから見るとまだまだの感じがします。今後は、より広い視野で見て、さらに復興が進んでいくように、友人などに現況を伝えていきたいと思います。

仙台市青葉区 遊佐 さゆりさん(52)

仙台市青葉区 遊佐 さゆりさん(52)

仙台から七ヶ浜までの道のりで見る被災地の風景は、ガレキは分別されていたものの、草ぼうぼうの放置された状態でしたが、多聞山に着いたら、公園や敷地は草も刈られて、よく手入れされ、樹木の葉も水滴で美しく輝いていました。地元の方が「風光明媚なところなんですよ」と歴史をふまえてガイドしてくださり、思い入れのある、愛着のある土地なのだという気持ちが伝わってきました。土地に愛着を持ち、ここで暮らしていきたいと思う人がいてこそ、地域の活性化があるのだと思いました。

東京都杉並区 松尾 憲道さん(73)

東京都杉並区 松尾 憲道さん(73)

七ヶ浜の現状をあらためて確かめてみたいと参加しました。講話では漁師さんの話とともに、七ヶ浜町におけるボランティア活動についてお話がありました。七ヶ浜町には実に延べ8万人というボランティアの皆さんが全国から参加しています。そうして応援していただいた皆さんを、どうつなげていけるか。それもこれからのテーマのひとつではないかと思いました。そんなことも思いながら、自分の情報発信を、これから考えていきたいと思います。

塩竈市 佐藤 弘さん(59)

塩竈市 佐藤 弘さん(59)

今できることプロジェクトのツアーには何回も応募していましたが、今回当選してとてもうれしいです。塩竈にいながら七ヶ浜にはまだ行ってませんでした。いま七ヶ浜がどんな状況になっているのか、感じとろうと参加しましたが、おいしいぼっけ汁、漁師さんの話、浜のゴミ拾いなど充実した1日でした。1人ではできなくても、みんなの力が集まればたいへんなこともできると、ゴミ拾いの時に実感しました。これからもこのプロジェクトには応募したいと思います。

仙台市若林区 柏木 光子さん(67)

仙台市若林区 柏木 光子さん(67)

初めてのツアー参加でした。仮設住宅がたくさんあり、住宅再建はまだまだ進んでいないようで気の毒に思いました。地元の方が心をこめてつくってくださった昼食をおいしくいただきました。皆さんの笑顔が忘れられません。湊浜緑地海岸では少々のゴミ清掃でしたが、集まった量の多さにびっくり。美しい海岸に戻るには何年かかるのでしょうか。大勢で一斉に清掃する日を設けたらいいのではと思いました。

仙台市太白区 佐藤 笑美子さん(63)

仙台市太白区 佐藤 笑美子さん(63)

今まで自分なりにできることを自分なりにしてきたつもりですが、はたしてこれでいいのか、ずっと思っていました。大きな被害がなかったことで、後ろめたささえ感じていたのです。しかし、今回参加させていただいたことで、身の丈に合った支援で、これからも忘れずに続けていこうとあらためて思いました。

仙台市青葉区 草野 洋一さん(69)

仙台市青葉区 草野 洋一さん(69)

日本三大外国人避暑地のひとつ、松島四大観のひとつ、砂浜の海辺、海の幸が多いなど、七ヶ浜を再発見、再認識しました。漁師の鈴木直也さんの復興、再興に対する熱い思いが十分伝わってきました。行政とも連携をとって、ぜひとも「道の駅」にならって「海の駅」のようなものができることを願っています。

仙台市若林区 佐藤 妙子さん(56)

仙台市若林区 佐藤 妙子さん(56)

いちばん強く感じたことは、思っているだけでは何も気づかない、何も考えつかない・・・ということ。まず、行動することで、何かが変わるのだということ。スローテンポで進んでいる復興の現状を自分の目で耳でしっかり体験し、ありのままを身近な人に伝える責任を、参加した全員が担っていく。その自覚を持って帰りたいと思います。今回、さまざまな体験をさせていただいたことに、感謝いたします。

仙台市若林区 佐藤 美優さん(19)

仙台市若林区 佐藤 美優さん(19)

語り部さんの話を聞いて当時の様子を思い出すことに、以前より負担が少なくいることができました。これが“慣れ”なのか“成長”なのかわかりませんが、これからもこうした活動を続けていきたいと感じました。同世代の人と力を合わせて東北・宮城から発信したり、震災のトラウマで自分の視野をふさいでしまっている若い世代の人の手助けなども行ってみたいです。

仙台市若林区 阿部 有軌さん(49)

仙台市若林区 阿部 有軌さん(49)

実は前回のバスツアーにも参加いたしましたが、今回は被災者の方々やボランティアの皆さんとのディスカッションが非常に意義深いものだったと思います。前回は被災者の方々の苦しさや津波の恐ろしさなどを学びましたが、今回は被災者の方々がどのように町づくりをして生活を立て直していくのかなどの問題を学びました。年とともに、発信される情報の内容も変わっていくのだなと思いました。

仙台市青葉区 山浦 修さん(59)

仙台市青葉区 山浦 修さん(59)

震災の怖さがトラウマになっている1人です。震災後に四国に行ったことがありますが、何も話すことができませんでした。今回は七ヶ浜の現状をしっかり確かめた上で、県外の人にも被災地の様子を機会あるごとに伝えていければと思っています。まず家族に発信。知人、友人へ発信。七ヶ浜町の漁業の復活、七ヶ浜特産ぼっけの今後の躍進に協力をしていきたいと思います。

仙台市青葉区 梅津 忠さん(75)

仙台市青葉区 梅津 忠さん(75)

今まで自分のできる範囲で荒浜、閖上など被災地をボランティアで回ってきました。その後入院して今年春には回復しましたので、今回は少しゆったりした気持ちで参加しました。七ヶ浜地区は、思ったより復興が遅れていると感じました。今後は、もちろん地元の意見を取り入れて県民全体で復興に協力していけるようになればいいのではと思いました。

仙台市太白区 長谷川 智子さん(57)

仙台市太白区 長谷川 智子さん(57)

七ヶ浜は、私の子どもたちが小さい頃によく遊びに連れていった、思い出深いところです。今回、何か自分で役に立てることがないかと参加しました。浜では「津波のばかー!」とあらためて叫びました。でも、がんばって生きている皆さんにふれ、また少しでも元気になっていただけるよう訪れたいと強く思いました。この企画に参加できてよかったです。おいしいものもありがとうございました。

仙台市泉区 長島 心一さん(21)

仙台市泉区 長島 心一さん(21)

七ヶ浜には大学1年生のときから毎月ボランティアで来ていますが、ボランティアをするだけでなかなか町内をゆっくり見て回ったり、町のことについて考えたりすることができていませんでした。そのため、今回少しでも七ヶ浜の魅力や課題について知りたいと参加しました。初めて多聞山の美しい景色を見ることができ、なかなか食べることができないぼっけ汁もおいしくいただきました。また今後も支援が必要なことがわかり、3年半以上経過しても浜にゴミが残っていることを知りました。今回わかったことを周りの人に伝えたい、できれば自分自身でも七ヶ浜ツアーを企画してみたいと思いました。

仙台市若林区 若生 有吾さん(19)

仙台市若林区 若生 有吾さん(19)

毎月、七ヶ浜町にはボランティア活動で来ていますが、今回のツアーで知らなかった七ヶ浜の現状や魅力を知ることができました。松島四大観や外国人避暑地のことも知らなかったので、とても勉強になりました。七友会の鈴木直也さんの熱い思いを聞くことができ、同じ七ヶ浜で活動している者として七ヶ浜を盛り上げようという気持ちがさらに強くなりました。ぼっけや海苔、すばらしい景観など七ヶ浜の魅力を友人たちに伝えたり、今回のツアーを少しまねてしまうところがあるかもしれませんが、大学生向けの七ヶ浜ツアーができるといいなと思います。

仙台市泉区 木村 彩香さん(22)

仙台市泉区 木村 彩香さん(22)

今回のプロジェクトはとても充実していて、たいへんよかったです。やはり共通の“情報発信”というテーマが参加者の心をひとつにしたように思います。きょうの活動は初めてのことでしたが、自分の中で視野が広がったような気がします。七ヶ浜の方々とのふれあい、七ヶ浜を想う方々とのふれあいがとてもいい思い出になりました。これからも、自分なりに情報発信をしていきたいと思います。

仙台市太白区 菊地 芳子さん(49)

仙台市太白区 菊地 芳子さん(49)

Facebookをふだん使ってないので、情報発信についてはまだまだ初心者です。セミナーのときに自分から発信する際の注意点を講師の方から教えていただきましたので、今回はできるだけ気を配ったつもりです。写真の撮り方も講義を受けただけでは、なかなか即実践とはいきませんが、構図など少しだけ工夫したつもりです。今回は、興味深い七ヶ浜の話を、さまざまな方からうかがうことができました。今後の自分のあり方を考える機会ともなりました。今できることをこれからも続け、被災地を見守りたいと思います。

多賀城市 斎藤 英怜さん(18)

多賀城市 斎藤 英怜さん(18)

今回のツアーの経験を通して復興の進度、地域活性化の難しさがよく理解できました。漁師の方の話を聞いて、ほんとうに七ヶ浜が好きなんだという気持ちが伝わり、いろんなものがなくなってしまったその場所で、「なんとか立て直したい、多くの人に来てもらいたい」という熱い思いを知ることができました。やはり、地域の特色を生かすという意味では、漁業で得た魚などの昔からの伝統を生かし、六次化などで新しい魅力をつくっていくべきではないかと考えました。また、記憶の風化がどれだけ恐ろしいことなのか、あらためて思いました。

黒川郡大和町 山口 恵美子さん(63)

黒川郡大和町 山口 恵美子さん(63)

ボランティアには今まで関心がありましたが、なかなか一歩を踏み出せずにいました。今回はその足がかりになるのではないかと参加させていただきました。つくづく思うことは、ひとりではできなくても多人数だとできる、ということ。少しずつ、できる範囲で進んでいきたいと思います。食べることが大好きなので、食の面でも応援したいと思います。

柴田郡大河原町 板垣 次郎さん(66)

柴田郡大河原町 板垣 次郎さん(66)

今回は、七ヶ浜の浜で暮らしている方々と話ができるのを楽しみに、そして同じ絆で結ばれていることを感じたいと思い、参加しました。本日の体験学習は、すばらしい事前研修とともに、たいへんよかったと思います。異世代の方々と協働で海岸清掃を行い、すがすがしい気持ちになりました。参加された皆さま、事務局の皆さま、いい機会を与えていただき、ありがとうございました。

仙台市若林区 森 ひさのさん(51)

仙台市若林区 森 ひさのさん(51)

震災2カ月前に東京から仙台に引っ越してきました。ブログでの情報発信を続けていて、全国に仲間がいます。みんな東北のことを知ろう、東北のものを消費しようとしてくれています。私が仙台にいることで東北の情報を待っていてくれます。七ヶ浜は、とても素敵な町でした。三方を海に囲まれ、海の幸が豊富。しかし、津波の爪痕からの復活に悩まれている様子。七ヶ浜を応援し、全国に発信! 今日は、長いブログになりそうです。

今回の「今できること」の紙面をPDFで見る