河北新報特集紙面2017

2017年10月1日 河北新報掲載 今できることプロジェクト2017年度スタート

今できることプロジェクト2017年度スタート

月日を経るごとに、風化の一途をたどる東日本大震災の記憶。
そんな状況の中で、私たちにできることは何かを考え、
震災翌年にスタートした現在進行形の復興支援プロジェクトが、2017年度も始動します。
地域の復興を目指す志を皆さんと共に共有しながら、さまざまな活動を展開していきます。

1.南三陸町の観光支援

南三陸町の自然に親しむ新たな観光地をつくるお手伝いを。

海山の豊かな自然に恵まれ、観光の魅力に満ちた南三陸町。現在、一般社団法人KOTネットワーク本吉が中心となって、南三陸ツーリズムの重要拠点の一つとなる「海の見える命の森」の整備を進めています。本プロジェクトでは、森の広場づくりや震災伝承の活動に触れるバスツアーを開催。震災伝承と減災についても学びます。

【開催スケジュール】
2017年11月3日(金・祝)開催

明日の朝刊にて参加者募集要項を発表いたします

2.防災情報発信支援

仙台から防災を発信する「世界防災フォーラム」の前日祭に参加。

国内外から防災関係者が集結する「世界防災フォーラム/防災ダボス会議@仙台2017」。この開催に先立ち、科学技術振興機構(JST)が主催するサイエンスアゴラと連携した、本プロジェクト協賛企画プログラム「世界防災フォーラム前日祭〜災害に学び、未来をつなぐ〜」を行います。

【開催スケジュール】
2017年11月25日(土)開催

一緒に防災を考える機会に 参加してみませんか。
参加の受け付けはコチラから

3.地域に根ざした食文化支援

東松島に根ざした漁師たちと生産現場から食の喜びを学ぶツアー。

東日本大震災で大きな被害を受けながらも前向きに生産に取り組む東松島市の海苔や牡蠣の養殖現場を訪問。生産現場体験を通して、一次産業を守る大切さ、食べることのありがたみ、地域の魅力を発信することを一緒に考える日帰りバスツアーを開催します。食の情報誌「東松島食べる通信」との連携企画です。

【開催スケジュール】
2018年3月下旬開催予定

4.こども未来応援教室

子どもたちが楽しんで学べるシゴト体験プログラム。

地域の将来を担う子どもたちに、教育支援として面白い学習プログラムを提供する「こども未来応援教室」。賛同企業による「社会科学習」、子どもたちの関心が高い仕事をプロの方が紹介する「シゴトワークショップ」など多彩なプログラムを用意します。また、前回大いに好評を得られた、保護者向けの特別セミナーも実施します。

【開催スケジュール】
2018年3月4日(日)開催予定

今回の「今できること」の紙面をPDFで見る