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欧州中銀、早期追加緩和に否定的 現行政策は維持

9日、ドイツ・フランクフルトで記者会見する欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁(ロイター=共同)

 【フランクフルト共同】欧州中央銀行(ECB)は9日、金融政策を決める理事会をドイツのフランクフルトで開き、現行の金融緩和策を維持すると決めた。足元の物価はECBの目標である2%弱を上回っているが、上昇基調は弱く、緩和策の維持が必要と判断した。理事会後に記者会見したドラギ総裁は、今後の政策運営について「さらなる緩和策を講じる緊急性はない」と早期の追加緩和に否定的な姿勢を示した。
 総裁は、物価について「(上昇)圧力は依然弱い」との認識を示した。物価上昇は原油価格の持ち直しが主因で、目標を上回ったとはいえ「勝利宣言は時期尚早だ」と述べた。


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2017年03月10日金曜日


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