<松川浦漁港>原発事故6年 競り再開

コウナゴを競り落とす仲買人ら

 福島県相馬市の松川浦漁港で13日、東京電力福島第1原発事故の影響で休止していた競り入札が6年ぶりに再開した。落札価格や業者名を読み上げる競り人の威勢のいい掛け声が響き、場内は活気づいた。
 福島県沖で漁が始まったコウナゴ7トンを競りにかけた。仲買業者3社が入札に参加し、1キロ当たり920〜300円で落札した。西日本での漁獲不振の影響もあり、前年の相対取引よりも高値で取引された。
 水揚げした相馬双葉漁協コウナゴ操業委員長の立谷義則さん(52)は「漁師たちの活力が湧くような値段が今後もついてほしい」と話した。
 福島沖で漁獲された魚介類は原発事故後、風評による値崩れを防ぐため、漁協が加工組合や仲買組織と相対で販売していた。松川浦漁港で市場を運営する相双漁協は4月から他の魚種でも入札を再開する。


2017年03月14日火曜日


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