<原発20km圏漁解禁>6年ぶり浜に活気

コウナゴが入ったかごが岸壁に積み上げられた=13日午前10時ごろ、福島県浪江町の請戸漁港

 東京電力福島第1原発の20キロ海域での試験操業が13日、解禁された。同海域は原発事故を受けて全面自粛が続いていたが、安全性が確認できたことからコウナゴ漁が可能になった。福島県浪江町の請戸漁港からは9隻が出漁し、故郷の海で魚影を追った。
 この日は請戸周辺で魚群が見つからず、相馬沖での操業が中心となった。それでも、請戸漁港には約900キロのコウナゴが6年ぶりに水揚げされ、浜が活気づいた。
 地元漁協は対象魚種を拡大していく方針。ただ、原発10キロ圏内は操業自粛が続く。南相馬市の漁師今井亨夫さん(56)は「20キロ圏海域の解禁は大きな一歩。これからも漁の正常化を進めたい」と力を込めた。


2017年03月14日火曜日


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