<帰還困難区域>双葉駅自由通路新設へ

 福島県双葉町は、東京電力福島第1原発事故に伴う帰還困難区域内のJR双葉駅への東西自由通路新設に向け、調査事業に着手する。委託費998万円を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案が15日の町議会6月定例会で可決された。
 町によると、昨年12月に策定した町復興まちづくり計画(第2次)に基づく帰還困難区域内のインフラ整備に関する事業で、初の予算化となった。
 双葉駅を巡り、議会内には橋上駅舎の導入など復興のシンボルとなる駅整備を求める声がある。調査事業は駅舎の在り方を含めて調べる見込みで、手法や整備費などの検討につなげる。
 双葉駅を含む常磐線は2019年度中に全線で運転を再開する予定。同駅周辺は復興まちづくり計画で「住む拠点」と位置付けられ、町が国への申請準備を進める「特定復興再生拠点区域」(復興拠点)計画の中核エリアになる見通し。
 伊沢史朗町長は定例会の質疑で、復興拠点について「駅の東西をコンパクトタウンとして整備するため、町内の可能な限り広い範囲を認定するよう国に求めていきたい」と述べた。


2017年06月16日金曜日


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