<ツール・ド・東北>コースガイド

新設の「牡鹿半島チャレンジグループライド」のコースを試走するヤフー自転車同好会のメンバー=5月末、石巻市十八成浜
前回大会で大漁旗を掲げ、ライダーに声援を送る地元の人たち=2015年9月、宮城県女川町

 ツール・ド・東北2016は全6コースで、初日の17日は新設の「牡鹿半島チャレンジグループライド」(100キロ)を行う。18日は前年と同じ5コースで開催する。3700人を超えるライダーたちが走り抜ける各コースの特徴と、主な応援ポイントを紹介する。

◎新設コース試走ガイド/太平洋の絶景 堪能を/ヤフー自転車同好会

 ヤフー自転車同好会は5月末、新設の「牡鹿半島チャレンジグループライド」のコースを試走した。メンバーの作本敏治さん(33)は「かなりの山岳コースで疲労は大きいが絶景を望めるポイントも多かった」と感想を語った。
 石巻市の石巻専修大をスタートした後は、なだらかな田園地帯、そして養殖ブイが整然と並ぶ万石浦を眺めながらウオーミングアップ。宮城県女川町のJR女川駅前で休憩を取り、いよいよ牡鹿半島の山岳コースに入る。途中は自動販売機が少ないので、携行食と飲み物の準備が必要だ。
 コース最難関は東北電力女川原発付近で約3キロ続く急坂。「上り慣れていないメンバーはつらそうだった。コース後半に脚が動かなくならないよう、無理のないペースで走ってほしい」とアドバイスする。
 牡鹿コバルトラインや、おしか御番所公園からの太平洋の大パノラマを堪能して、今年2月に完成した鮎川浜の「おしか番屋」へ。
 海岸沿いのアップダウンを抜けて最後の休憩ポイントの宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)に向かう。ゴールの石巻専修大には、モデル時間と同じ7時間で到着した。
 グループライドの留意点について作本さんは「ダウンヒルのスピードの出し過ぎには注意が必要だ。グループで手信号を出して、危ない地点では声を出して走行してほしい」と呼び掛ける。路面が荒れている箇所も多いので、パンク修理キットと予備のチューブの携行を勧める。

◎応援ポイント/4ヵ所からお出迎え

 三陸沿岸を駆け抜けるライダーを応援できる18日の主なポイントは4カ所ある。
 宮城県女川町のJR女川駅前の女川エイドステーション(AS)は4コースの通過点。ライダーは午前6〜10時30分に通過の見込み。石巻市雄勝地区に移転オープンした仮設商店街「おがつ店(たな)こ屋街」前の通過予想は午前7時〜正午。
 宮城県南三陸町の神割崎ASは、北上するライダーと南下するライダーが行き交うにぎやかなスポット。通過時間帯も午前8時〜午後2時と他の応援ポイントより長い。
 気仙沼市の気仙沼プラザホテル前は気仙沼ワンウェイフォンドのスタート地点で気仙沼フォンドのライダーが折り返す。通過予想は午前8時30分〜11時30分。
 モデルの道端カレンさんは北上フォンドに出走する予定。石巻市の石巻専修大ではゴールするライダーを迎えることができる。

◎コース解説/エイド2ヵ所が移動

 新設コースを除く5コースのうち石巻市の石巻専修大が発着点になるのは4コース。
 このうち「女川・雄勝フォンド」は最も短い60キロで新北上大橋を渡らずに左折して北上川沿いを走る。「北上フォンド」は100キロで南三陸町の神割崎で折り返す。「南三陸フォンド」は170キロで南三陸町沿岸を駆け抜け気仙沼市本吉町で折り返す。
 最も長い211キロを走るのは「気仙沼フォンド」。気仙沼市の気仙沼プラザホテル前が折り返し点となる。
 前大会で新設された「気仙沼ワンウェイフォンド」は、気仙沼プラザホテル前をスタート地点に95キロ先の石巻専修大を目指す。 エイドステーション(AS)は2ヵ所が若干移動した。県道の付け替え工事のため今年6月に移設オープンした石巻市雄勝地区の仮設商店街「おがつ店(たな)こ屋街」は、前回の雄勝硯伝統産業会館跡地前から変更した。伊里前福幸商店街にあったASは、山庄建設駐車場に移った。


2016年09月11日日曜日


先頭に戻る