<ツール・ド・東北>台湾の参加者が南三陸町訪問

南三陸町の被災と復興状況を学んだ台湾からの大会参加者ら

 台湾から訪れたツール・ド・東北の参加者が17日、南三陸町を訪問した。東日本大震災で被災し、台湾紅十字組織が再建を支援した南三陸病院などを回り、台湾と同町とのつながりを学んだ。
 18日のレース出場を前に、台湾の自転車専門雑誌の記者ら6人が参加。佐藤仁町長の講演を聞いた。佐藤町長は「台湾の皆さんに多大な支援をいただいた。町民はずっと胸にとどめている」と語り、台湾からの教育旅行や学生インターンシップの受け入れといった交流事例を紹介した。
 張佩蓉(チャンペイロン)さん(30)は「人と人との温かい交流に感動した。震災時の様子を聞き、台湾はもっと防災意識を高める必要があると感じた」と感想を話した。
 ツアーは、サイクルツーリズムの盛んな台湾から大会参加者を呼び込もうと旅行会社などが企画。一行は南三陸さんさん商店街で新鮮な海鮮を使った「南三陸キラキラ丼」を食べたほか、津波で被災した旧戸倉中や町防災対策庁舎も見学した。


2016年09月18日日曜日


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