<ツール・ド・東北>P・スミスが公式ジャージー制作

JR女川駅前を自転車で駆け抜けるポール・スミス氏

 東日本大震災の被災地を自転車で巡る「ツール・ド・東北2017」(河北新報社、ヤフー主催)の公式ジャージーを、英国のファッションブランド「Paul Smith(ポール・スミス)」が制作することになった。ファッションデザイナーのポール・スミス氏が3日、宮城県女川町などを訪れ「被災地への関心が継続する契機になればいい」と意気込みを語った。
 スミス氏は3日に県内に入り、石巻市雄勝地区や女川町を視察。雄勝地区では大会コースの一部を自転車で走り、女川町ではテナント型商店街「シーパルピア女川」を見て回った。
 スミス氏は「復興が進んだ町の姿や住民らに感銘を受けた。ジャージーのデザインは、小さいながらも復興への貢献となればうれしい」と話す。
 ツール・ド・東北は今年、5回目の節目を迎えることから、主催者側がスミス氏に公式ジャージーのデザインを依頼。5月中旬に一般販売を始める予定で、売り上げの一部を復興を支援する「ツール・ド・東北基金」に寄付する。
 スミス氏は幼少時から自転車に親しみ、一時はプロのロードレーサーを目指したという。震災から約1カ月後に単身で来日するなど被災地支援に携わる。
 「Paul Smith」は現在、約70の国と地域で展開する人気ブランド。ツール・ド・東北は復興支援と震災の記憶を未来に継承するため2013年に始まった。今年は9月16、17の両日に開かれる。


2017年04月04日火曜日


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