<平昌通信>極寒の開会式

 冬季五輪史上最悪と言われている寒さを体感しました。9日夜の開会式。前半の人面鳥の舞の時点で既に脚が凍え、入場行進途中にはまばたきの度に目頭が痛く、全身ががくがくと震えました。多くの選手が晴れの舞台を欠席したのもうなずけます。
 これでも予想されていたより気温が高かったというのだから、あぜんとします。カイロは配られましたが、気休め程度にすぎません。会場横の凍った川を眺め、先が思いやられました。
 式の途中に突然の人だかり。何が起きたのかは分かりませんでしたが、寒さで体力が限界に近いはずの周りの記者たちが、目の色を変えて我先にと身を乗り出します。騒がしいところがあれば、とりあえず突撃。記者の本能でしょうか。そこにいたのはトランプ米大統領のそっくりさん。みんな苦笑い。どっと疲れました。(佐藤夏樹)


2018年02月11日日曜日


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