<楽天>岸万全 制球抜群7回無失点

7回を無得点に抑える好投を見せた東北楽天先発の岸

 31日の開幕戦に先発する東北楽天の岸孝之が7回を4安打、無四球、無失点と、万全な調整ぶりを印象づけた。開幕前にもう一度オープン戦に先発予定はあるものの、「あとはけがさえしなければ大丈夫」と断言するほど、今回で十分な手応えを得た。
 「後半になるにつれて感覚が良くなった」。本人が振り返った通り、抜群の制球力で自在の投球を見せ始めたのが五回。先頭のペーニャに対し、投手不利のカウント3−1となってからが真骨頂だった。5球目は、投手の生命線とされる外角低めを突く直球。ファウルを奪うと、続くフルカウントから自身の代名詞の緩いカーブを低めに決めて見逃し三振に仕留めた。
 これで調子づき、五、六回を三者凡退。最後の七回は2連打で無死一、二塁に陥るも、エルドレッドをこの日最速の145キロで空振り三振に切って取り、2死からは下水流を外角スライダーで狙い通りの空振り三振に仕留めた。
 100球程度で降板する予定が、とんとん拍子に7回89球で終えた。「他の投手の登板予定があるので、あれ以上投げたら迷惑が掛かる」。周囲を気遣う余裕さえ漂う快投だった。(金野正之)


2017年03月17日金曜日


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