<楽天>茂木 とどめの一撃

4回東北楽天2死一、三塁、茂木が右越えに3ランを放つ。投手千賀(川村公俊撮影)

 「ソフトバンクとは同じ開幕3連勝。だが、うちは昨季の6位(オリックス)が相手。向こうは3位(ロッテ)。内容が違う」。東北楽天の梨田監督は試合前、気を引き締めるように話した。その強敵を投打で圧倒し、昨季は一度もできなかった4連勝をいきなり成し遂げた。
 開幕カードは外国人の活躍が目立ったが、この日は日本人選手が畳み掛けた。1−0の四回、2死一塁から聖沢がフェンス直撃の右越え適時三塁打を放ち、四球を挟んで嶋も右前打で追加点。とどめは茂木。右翼席中段に飛び込む3ランを放ち7−0と前半で試合を決定付けた。
 聖沢、茂木は初球、嶋は3球目と早いカウントから積極的に振った。「真っすぐを狙っていた。一発で仕留められた」と聖沢。茂木も「甘い球が来て、自分の形でスイングできた。練習でもあんな当たりはなかなかない」と自画自賛した。
 コボパ宮城の天然芝対策で守備面を重視。オリックス戦と先発を組み替えた中、出場した聖沢、藤田が打撃でもチームをけん引した。全てがいい方向に行き、梨田監督は「出た選手がみんな仕事をするとチームはまとまる」と目を細めた。
 開幕4連勝は2009年以来で、5連勝すれば球団史上初。ソフトバンク相手に新記録を打ち立て、今季の打線が本物であることを証明したい。(浦響子)


2017年04月05日水曜日


先頭に戻る