<楽天>森原 痛恨プロ初失点

12回、西武・浅村にサヨナラ打を浴びた東北楽天・森原。手前は生還した一走秋山

 東北楽天は今季初めて延長十二回までもつれた激戦で、森原が痛恨の一打を浴びてサヨナラ負けを喫した。1死一塁、浅村の当たりが右中間を痛烈に破ると、新人右腕はぼうぜんと打球の行方を見つめるしかなかった。
 フルカウントからの直球を運ばれた。空振りを奪った直前の真っすぐに「タイミングが合っていなかった」と感じ、続けた一球が甘く入った。「狙ったところよりボールが二つくらい高く浮いた」と勝負どころで制球が乱れた。
 今季は新人ながら終盤の勝ちパターンの救援を任され、10試合連続無失点。プロ初失点が勝負を分ける1点になった。試合後、女房役の嶋に「こういう場面がまた来ると思う。その時は頼む」と声を掛けられたという。試練のマウンドとなったが、「この経験を次に生かさないといけない」と最後は切り替えた。
 敗戦に先発のエース則本も責任を痛感した様子。2点リードの八回、失策が絡んだとはいえ、踏ん張れず同点に。その後は救援陣をつぎ込む展開になり、「自分が七回でマウンドを降りたほうが良かったのか…」と複雑な表情を浮かべた。
 今季初の5連勝は逃したが、投打に最後まで粘り強く戦った。この敗戦を引きずることだけは避けたい。(佐々木智也)


2017年04月20日木曜日


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