<楽天>辛島 2回落とし穴

2回オリックス1死、中島に2者連続となるソロを浴びた東北楽天先発の辛島(坂本秀明撮影)

 オリックスとの首位攻防第1戦、東北楽天はここまでリーグ最多の4勝、防御率も1点台と絶好調の金子に屈した。「相手はいい投手。先に3点を許したら追い掛ける打線もきつくなる」。7回3失点とまずまずの結果を残しながら、敗戦投手となった辛島の言葉がいきなり劣勢に回った重苦しさを物語る。
 「魔の二回になった」。梨田監督が嘆いた通り、立て続けに3失点した二回に落とし穴があった。
 まず1死からT−岡田に先制ソロを許した。外角中心の攻めでカウント2−2に追い込んだ後、内角低めのスライダーを痛打された。強打者への不用意な配球について、梨田監督は「(長打の危険性がある)内角攻めはどうか」と疑問視した。直後には中島にソロを被弾した。2ボールと不利になった後、「直球でストライクゾーンを狙ったら真ん中へ入った」と辛島。明らかな制球ミスだった。
 さらに2死一塁では右翼ペゲーロが薄暮の上空に舞う白球を見失う痛恨の場面も。これが頭を越される三塁打となり、決定的な3点目を失った。
 3日の試合に敗れれば、開幕以来守り続けた首位にゲーム差なしで並ばれる。梨田監督は「則本が投げるし、先行していい流れで戦いたい」と必勝を期した。(金野正之)


2017年05月03日水曜日


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