<楽天>ウィーラー値千金弾 秋田で6年ぶり勝利

3回東北楽天2死一、二塁、ウィーラーが左越えに逆転の3点本塁打を放つ。後方は沸き立つベンチ(坂本秀明撮影)

 東北楽天が秋田で鬼門を乗り越えた。ファンが待ちわびた年に一度の試合開催で2011年以来、6年ぶりの勝利。ウィーラーの2戦連続弾となる逆転3ランで手繰り寄せ、梨田監督も「あの一発が大きかった」と打のヒーローをたたえた。
 0−1の三回。2死一、二塁でウィーラーは夜空に大きなアーチを描いた。1ボールから真ん中に甘く入ってきた直球を力強く捉えると、打球は左中間スタンドへ一直線。「秋田のファンの前で打つことができてうれしい」とダイヤモンドを笑顔で一周し、本塁で迎えた走者の嶋、茂木とタッチを交わして喜びを分かち合った。
 主将の嶋も「今年は(秋田で)何としても勝ちたかった」と思いは一緒だった。四回に岡島の二塁打と藤田の犠打で築いた1死三塁から中前にはじき返し、貴重な4点目をもたらした。試合後のお立ち台で「つないでくれた2人に感謝している」と仲間を持ち上げ、ファンの歓声に応えた。
 5カード連続で連戦の初戦を落としていた二つ目の鬼門も突破。六回以降に相手の猛反撃を受けたが、七回に運が味方して敵失で2点を加え、逃げ切った。嶋は「最後はばたばたしたけれど、明日(17日)につながる勝利」と強調する。盛岡に舞台を移すカード2戦目に弾みをつけて臨めそうだ。(佐々木智也)


2017年05月17日水曜日


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