<楽天>打線強力援護 天敵金子を5回KO

5回東北楽天無死二、三塁、ペゲーロが中越えに勝ち越しの3ランを放つ

 歴史的勝利だ。これまで6勝26敗と苦杯をなめさせられ続けた天敵・金子から過去最多の8点を挙げた。6戦全敗した2014年には年間で計8得点という惨めな思いもしただけに、五回途中で右腕をKOしたこの試合で、一気に苦手意識をぬぐい去った。
 ウィーラーのソロ本塁打2本による2点にとどまらず、2−2の五回、大量6得点で快勝ムードを呼び込んだ。無死二、三塁からペゲーロが中越えに勝ち越しの3ラン。低めのカーブを振らされ、高めの直球を見送った後の3球目を捉えた。「高低で攻められている意識もあったが、甘い球を仕留めることを考えた」と、真ん中に甘く入ったカーブを見逃さなかった。
 さらに2死満塁、岡島も外角への甘い変化球を狙い打ち。走者一掃の右中間三塁打として、金子にとどめを刺した。岡島も昨季は9打数2安打で「全然打った記憶がない」と嫌な相手だっただけに、試合後の言葉は充実感に満ちていた。「チームとしてずっと苦しめられてきた相手。その意識を消せたのは大きい」
 「よく金子を(マウンドから)引きずり下ろして負けをつけた。これは自信になるかもしれない」。梨田監督が言うように、チームの快進撃を加速させそうな勝利だった。(金野正之)


2017年05月24日水曜日


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