<楽天>ペゲーロ 場外へ満塁弾

4回東北楽天2死満塁、ペゲーロが右越えに満塁本塁打を放つ(鹿野智裕撮影)

 東北楽天打線は四回に集中力を発揮し、一気に6点を挙げて逆転勝ちした。
 「荒れ球で球に力がある。見極めが難しい投手」。梨田監督がこう見ていた佐野攻略の突破口を開いたのは岡島。持ち味の食らい付く打撃を発揮し、1死満塁から低めのスライダーを右前にはじき返す2点打とした。「見逃せばボールかもしれないが、うまく打てたし、飛んだコースも良かった」と納得の様子だ。
 佐野を引きずり下ろすと、2死からはペゲーロが2番手ガルセスの甘く入った変化球を見逃さなかった。右翼スタンド横奥の場外まで飛ばす10号満塁弾で試合を決めた。153メートルの飛距離に「今まで最も飛んだ本塁打の一つ」とペゲーロ。指揮官も「果てしないホームラン」と目を丸くした。
 今季、連敗は1度だけ。敗戦の次の試合は平均1.92失点に対し同5.67得点と投打がかみ合っている。池山チーフコーチは「優勝するには連敗をしないことが重要。投手陣がしっかり試合をつくり、野手もリズムに乗れている」と相乗効果を口にする。
 この日も美馬が試合をつくり打線が呼応した。「どんないい投手相手でも、ファイトする気持ちでみんなが向かっている。チーム全員、心は一つ」。ペゲーロの言葉がチームの雰囲気を象徴している。(浦響子)


2017年05月28日日曜日


先頭に戻る