<楽天>松井稼 代打で同点打

9回東北楽天2死一、二塁、代打松井稼が同点の左前適時打を放つ(坂本秀明撮影)

 敗戦の瀬戸際から一転、東北楽天が意地と執念で今季初の引き分けに持ち込んだ。立役者は九回に代打で同点打を放ち、延長に入ってからは3年ぶりの遊撃守備と攻守に奮闘したベテラン松井稼。梨田監督は「(遊撃の1番打者)茂木がいない中で本当に助かった」と感謝を口にした。
 ドラマは2−4の九回2死一、三塁から始まった。代打藤田が守護神平野の落ちる変化球を空振り三振して万事休すかと思いきや、暴投で振り逃げとなり、三走が生還。続く代打松井稼が左打席に立って外角の直球を逆方向へはじき返し、試合を振り出しに戻した。
 松井稼の見せ場は続いた。二遊間が本職の三好と阿部が既に交代していたため、十回から遊撃を守った。2014年8月14日のソフトバンク戦以来の守備位置に「本当に久しぶりで緊張した」と言いながらも、十一回に遊ゴロ併殺を完成させるなど2度の守備機会を無難にこなした。茂木の故障離脱を受け、前カードから遊撃の守備練習をさせていたベンチワークが機能した格好だ。
 延長十二回、ベンチ入りの野手16人全員を使い切った総力戦。引き分けとなったが、梨田監督は「最後まで諦めず、たくさんのお客さんが見てくれていた。ドローになって良かった」と話した。(浦響子)


2017年06月27日火曜日


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