<楽天>松井裕復活、3年連続30S 早期復帰へ大好物も控えた

3年連続の30セーブ目を挙げた東北楽天・松井裕

 やはり東北楽天守護神、松井裕の存在は大きかった。「松井が帰ってきてようやく(逃げ切りの)形ができた」と梨田監督はほおを緩めた。四回から継投を強いられた試合で、九回に松井裕が7月22日以来となる30セーブ目を挙げ勝利に導いた。
 2点リードで登板すると、松井裕らしい堂々とした投球で無得点に封じた。先頭の横尾を直球で空振り三振に。田中に中前打を許したものの、続く石井一と西川を力強い直球で続けて中飛に打ち取って締めた。中10日で登板した5日は1回1失点と不本意だった分、「直球で押せた」と納得の内容だった。
 7月27日に左肩の負傷で離脱した後、チームは急下降した。21歳は「苦しい時に不在だなんて」と悔いを感じていた。一日も早い復帰に向け、「体重管理が大事だと思って、大好きな菓子『たけのこの里』を数日間断った」。当初見通しより早い8月19日に1軍復帰した時、既に首位から陥落。泥沼の10連敗もあり、セーブ機会での登板は今回が復帰後初めてだった。それだけに3年連続での30セーブ到達にある程度納得しつつも、「まだ40セーブの目標は捨てていない」と貪欲さを示す。
 10連敗した3日のサヨナラ負けで悔し涙を流した則本の姿に「みんなが背中を押された」。その闘志を胸に「西武との2位争いで、チームの力になりたい」と誓う。イヌワシに勝利への切り札が戻ってきた。(金野正之)


2017年09月08日金曜日


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