<楽天>岸また見殺し 銀次「申し訳ない」

5回東北楽天1死満塁、銀次が打撃後に一塁へ駆け込むが、遊ゴロ併殺打に倒れる(長南康一撮影)

 既視感のある負け方だ。東北楽天は好投の岸をまたも打線が援護できなかった。天敵菊池に7連敗。2位を争う相手に今回も直接対決で2連敗し、3.5ゲーム差まで引き離された。
 銀次は「あれが全て」と、五回1死満塁からの遊ゴロ併殺打を悔しがる。150キロ超の速球と似たような軌道で曲がるスライダーを外角に出し入れする術中にはまった。「野球は点を取らないと勝てない。岸さんに本当に申し訳ない」と銀次は責任をかぶった。
 そもそも一回に1−1の同点とした後、頼みの外国人トリオで主導権を奪い返せなかったのが痛い。1死二塁からペゲーロ、ウィーラーがともに投ゴロ。アマダーも右飛に終わった。
 2位と3位の違いは試合運びの巧みさの差なのだろうか。菊池をさして揺さぶることもなく、相変わらずの真っ向勝負で屈した東北楽天と対照的に、西武はしたたかに畳み掛けてきた。一回は先頭からわずか3球の3連打で先制。六回は四球に二盗を絡め、1安打で勝ち越し点を奪った。
 西武と2試合を残すが、菊池とはこの日がリーグ戦最後の対戦だったようだ。クライマックスシリーズ(CS)開催地を巡る2位争いで後れを取った上に、菊池を一度も攻略できないままCSを迎えることになり、先行きに暗い影を落とす敗戦だ。(金野正之)


2017年09月15日金曜日


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