<楽天>藤平、試練続く 本拠地未勝利

5回オリックス2死二塁、安達に右前適時打を浴び、本塁のカバーに入る東北楽天先発の藤平。左は生還する二走大城(川村公俊撮影)

 東北楽天の新人藤平は踏ん張れず、6回4失点で4敗目となった。本拠地では3戦3敗。「金子さんの投球を目の前で見て、負けられないと思った。ゼロで抑えたい気持ちが強過ぎた」と肩を落とした。
 「一球一球は悪いボールじゃなかった」。冷静な自己分析の通り、序盤から力のある球で打者を打ち取った。140キロ前半の直球でストライクを取り、追い込んでからは、ギアを上げて140キロ台後半の直球と落差のある変化球で空振りを奪う。プラン通りの投球だったが、要所で高めに浮いた直球を狙い打たれた。
 悔やまれるのが中盤。0−1の五回は死球などで2死二塁とされ、安達と駿太に連続適時打を浴びて2失点。六回には1死一、二塁から一ゴロを「3−6−1」の併殺に仕留めようとし、一塁カバーに入った際に送球を捕りそこねた。失策で4点目を失い、「1年で2、3度あるかないかのプレー。積極的に声を出さないといけないのに(一塁手の)銀次さんと譲り合ってしまった」と悔やんだ。
 「(最近の登板では)100球を超えても、投げたいコースを意識して投げられるようになった」と自信を付けてきた。この日敗れた西武とのゲーム差を縮められなかったものの、梨田監督は「状態は悪くない。1イニングに2安打されたところなどを修正すれば、大丈夫」と右腕の次戦に期待した。(浦響子)


2017年09月21日木曜日


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