<楽天>「絶対勝つ」重圧を克服 則本魂の130球 6回10K14勝目 

6回西武2死満塁、岡田を空振り三振に仕留め、ガッツポーズする東北楽天先発の則本

 東北楽天の則本が魂のこもった投球でねじ伏せ、西武戦の連敗を10で止めた。直接対決で2連敗すれば3位が確定する土俵際で踏ん張り、右腕は「チーム全員で取った1勝。このしびれる試合を取れたのは大きい」と喜びに浸った。
 「今日は絶対に勝つ」。強い決意には理由がある。西武戦は今季3戦2敗、防御率7.11と苦手で、前回登板のソフトバンク戦(9月24日)では味方が逆転した直後に崩れて逆転負け。二つの悪いイメージと戦いながら重圧をはねのけた。
 一回に2四死球などで満塁となり、得点は許さなかったが、27球を要した。それでも再三のピンチを切り抜け、五回まで1失点と粘投した。「慎重にいったので球数が増えたけれど、そうしないと抑えられない打線」。冷静だった。
 ヤマ場は味方が逆転した直後の六回。連続三振を奪った後の2死満塁で、岡田をフルカウントから130球目の変化球で空振り三振に仕留め、拳を握りしめた。「逆転されないよう、必死に投げた」。クライマックスシリーズ(CS)での対戦を見据えても価値ある1勝となった。
 3日は今季7戦7敗の難敵菊池(岩手・花巻東高出)と対戦する。「負けられない戦いが続くが、全員で頑張りたい」と則本。エースがもたらした勢いをつなぎたい。(浦響子)


2017年10月03日火曜日


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