<楽天>延長十二回、力尽きる 最下位ロッテと分け3位確定

12回東北楽天2死一塁、岡島が見逃し三振に倒れる。この時点で勝ちがなくなり、今季の3位が確定した

 東北楽天は延長十二回、引き分けというもどかしい形で2位を逃した。本拠地でのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ開催権を懸けた戦いが終わった。前夜の西武との直接対決に敗れ、後がない状況で臨み、最下位のロッテ相手に勝ち星を奪えなかったのは痛恨だった。
 打線は11安打を放ちながらも1得点と、つながりを欠いた。「休みが必要だったので外した」(梨田監督)と茂木、ペゲーロが不在の打線は迫力不足だった。先発岸は7回1失点の粘投を見せたが、この間の攻撃は無得点と、またも報われなかった。「本当に援護できなかった」と梨田監督は表情を曇らせた。
 1点を追う九回、2死一、二塁から聖沢の中前打で同点とする粘りは見せた。十一回には1死から連打と盗塁で二、三塁の勝ち越し機をつくったが、銀次が空振り三振、聖沢が一ゴロに倒れ、あと一歩のところで攻め切れなかった。
 岸が降板した後は結果的に5投手が綱渡りの継投でしのいだが、最近の試合で登板過多とはいえ、福山、ハーマンを温存したのは、2位奪取よりもCSを見据えた采配か。わずかでも2位でのCS進出の可能性が残る一戦で、勝利への貪欲さが欠けているようにも見えた。(佐々木智也)


2017年10月05日木曜日


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