<楽天>梨田采配、投打に的中 嶋スクイズ、継投もズバリ

2回東北楽天1死二、三塁、嶋が体勢を崩しながらも投前にスクイズを決め、3−0とする。投手十亀、捕手岡田(川村公俊撮影)

 東北楽天は負ければCS敗退の一戦で、梨田監督の采配が投打に的中した。
 1−0の二回は1死一、二塁から枡田が先発起用に応える適時二塁打を放った。今季は十亀に2打数2安打と好相性。「チャンスを与えてもらい、結果を出せて良かった」と、仕事をやり遂げた表情だった。
 さらに1死二、三塁から嶋にスクイズのサイン。内野が前進守備を敷き、カウント0−1から当てるのが難しいカーブだったが、体勢を崩しながらも捕手前に転がした。「岸の状態からすると大量失点は考えにくい」と1点を貪欲に奪った嶋。CSを見越して9月から実践してきた小技を使った攻撃が実を結んだ。
 継投も決まった。七回1死一塁、左の強打者森を迎える場面で先発岸から早めに左腕高梨にスイッチ。3球三振に仕留めると、右の外崎に対して福山を起用してこちらも三振。小刻みな継投で付け入る隙を与えなかった。
 レギュラーシーズンではほとんどなかったワンポイント起用だったが、高梨は「戸惑いはなかった。投手も野手も全員の力で、逃げ切って勝てたのはすごく大きい」と話した。
 総力戦で第3戦に持ち込み、チームの雰囲気は一変した。梨田監督は「なるようになる。死力を尽くして総動員で戦いたい」と意気込んだ。(浦響子)


2017年10月16日月曜日


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