<楽天>美馬、戦う姿勢前面に 股関節の動き改善し順調な仕上がり

遠投で球の軌道を確認する美馬

 東北楽天の美馬学投手が11日、東京都内で自主トレーニングを公開した。昨季は自己最多の11勝を挙げ、今季も則本、岸と並ぶ3本柱として期待される右腕は「(藤平ら)若い投手が出てきているので競争に勝ち、先発ローテーションで開幕を迎えたい」と意気込みを語った。
 2月の春季キャンプを前に、改善に取り組んでいるのが股関節の動きだ。初の開幕投手を務めた昨季は前半戦で7勝したが、後半戦は思うような投球ができず4勝止まり。投球時の体重移動の鍵となる股関節の動きが悪くなり、「後半戦は球速が5キロほど落ち、痛みも気になって試合に集中できなかった」と振り返る。
 シーズン終了後、トレーニング方法を学び、股関節周辺の筋肉を重点的に強化してきた。自主トレでは短距離に加え、長めの距離のダッシュを精力的にこなす。「股関節がうまく使えているので、ランニングの成果も出ている」と順調な仕上がりを見せる。
 梨田監督は敵地で迎えるロッテとの開幕3連戦で、球場のマウンドと相性が良い美馬の起用を示唆している。開幕投手は則本、岸が争うことになりそうなだけに、「エースが2人いるので、自分はいい形でシーズンに入ることだけを考えたい」と淡々と語る。
 4日に亡くなった星野仙一氏が東北楽天監督に就任した2011年に入団。13年の日本シリーズでは最優秀選手に輝く活躍で、星野監督の期待に応えた。「監督からは『とにかく逃げるな』とよく言われた。自分も常に戦う姿勢を持ち続けたい」。闘将の教えを胸に、日本一奪回に挑む。(佐々木智也)


2018年01月12日金曜日


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