<楽天>被災地への思い胸に黙とうや募金呼び掛け ナイン「勝つことが使命」岡島選手会長「東北を再び熱く」

ベンチ前に並んで黙とうする東北楽天の選手ら
募金への協力を呼び掛ける東北楽天の梨田監督(左)ら

 東北楽天と中日のオープン戦が行われた岡山県倉敷市のマスカットスタジアムで11日、試合前に両軍の選手と観客が東日本大震災の犠牲者に黙とうをささげた。この日で震災発生から7年。東北楽天ナインは被災地の球団の一員として戦うことの思いを新たにした。
 東北楽天の梨田昌孝監督が選手たちを「しっかりした野球をみんなに見せよう」と鼓舞してグラウンドに送り出すと、5投手の零封リレーで3−0と見事な勝利を飾った。
 「勝つことが被災地の球団であるわれわれの使命」。選手会長の岡島豪郎外野手は言葉に力を込めた。1月に死去した星野仙一元監督の故郷での試合とあって、星野氏の下で成し遂げた2013年以来の日本一を目指し「東北を再び熱くするという気持ち、星野さん(の指導)から培った勝利への執念を胸に戦っていく」と決意を示した。
 震災発生時に在籍した選手は年々少なくなっている。06年に入団した銀次内野手は「震災のことを知っている自分たちが若い選手に伝えていかないといけない」と強調した。11年に選手会長を務めた嶋基宏捕手は「球団が東北にあることの意味をもう一度考え、今年こそは優勝して仙台、そして東北を盛り上げたい」と意気込みを話した。
 試合前には梨田監督や選手たちが球場正面で観客に募金への協力を呼び掛けた。募金は球団が取り組む復興支援活動「東北スマイルプロジェクト」の資金に充てられる。(佐々木智也)


2018年03月12日月曜日


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