仙台育英・佐々木監督「長谷川が踏ん張った」

佐々木順一朗さん

 石巻市民球場などで12日まで開かれた第64回春季東北地区高校野球大会で、4年ぶり12度目の頂点に立った仙台育英(宮城)の佐々木順一朗監督に、大会での手応えと、夏の大会に向けた抱負を聞いた。
 −大会を終えての感想は。
 「全体を通して『運って大事だ』と感じた。(青森・八戸学院光星を1−0で破った)決勝でも、相手の捕逸から決勝点が入った。運がこちらに向いていたと思う」
 −決勝は息詰まる投手戦になった。
 「相手の投手陣も良く、打者にはきつい試合だった。(5安打完封した主戦の)長谷川は序盤こそ抜ける球が多くて危なかった。それでも、打線に2安打しか出なかった中で、踏ん張りに助けられた」
 −準決勝では昨年覇者の東北に逆転サヨナラ勝ちした。
 「安打数の割に得点につながらず、(一時は4点差をつけられ)コールド負けになるかと思ったが、敵失が絡んだ適時打から試合の流れをつかめた。夏で今季が終わった時に『あの試合があってこそだった』と言えるくらいの内容で、久しぶりに感動した」
 −夏に向けて抱負を。
 「宮城県大会から思うように打てていないのが課題。選手には『後半に強くなろう』と話し、粘る意識と体力づくりに力を入れている。敵失からの得点でも素直に喜ぶ謙虚さを持ち、挑戦者として向かっていく」

<ささき・じゅんいちろう> 宮城・東北高−早大出。社会人野球のNTT東北から仙台育英高のコーチを経て95年秋から監督に就任。甲子園出場は夏12度、春6度で2001年春と15年夏に準優勝。多賀城市の自宅で妻、1男1女と4人暮らし。仙台市出身。57歳。


2017年06月14日水曜日


先頭に戻る