<センバツ>聖光学院 勝負強い打撃で雪辱期す

スコアボードに「日本一」の目標を掲げたグラウンドで、選抜高校野球大会出場決定を喜ぶ聖光学院の選手たち

 第90回選抜高校野球大会(3月23日から13日間・甲子園)の出場36校を決める選考委員会が26日、大阪市内で行われ、東北地区枠で昨秋の東北大会覇者の聖光学院(福島)、準優勝の花巻東(岩手)、4強の日大山形が選ばれた。戦力以外の要素を加味する21世紀枠では由利工(秋田)が膳所(滋賀)伊万里(佐賀)とともに選出された。



 聖光学院は2013年以来、5年ぶり5度目の出場。午後4時すぎ、新井秀校長から決定を伝えられた選手たちは、雪に埋まった福島県桑折町の同校グラウンドで跳び上がって喜んだ。
 秋の東北大会で念願の初優勝を果たし出場が確実視されていたが「やっぱりうれしい」と斎藤監督。「選抜はロースコアが多い傾向だが、打ち勝たないと先が見えない。投打にバランスのいいチームをつくり、相手より一点でも多く取る」と表情を引き締めた。
 明治神宮大会では初戦で敗れた。矢吹主将は「神宮大会はキャプテンの立場を考えすぎて自分の弱さが出てしまった。悔しい試合だった」と振り返る。「悔しさを忘れず、日本一になって先輩や支えてくれた人に恩返しをしたい」
 東北大会でチーム打率が4割を超えるなど、勝負強い打撃には定評がある。主軸の須田は「全国大会ではピッチャーのレベルも上がる。対応力が課題」とみる。秋にけがから復帰し、選抜出場を見据えインコースを確実にさばけるよう練習を重ねてきた。
 神宮大会で2回4失点で降板した主戦衛藤は大会後、フォームを安定させるため、ウエートトレーニングで下半身の強化に取り組んできた。「春までにいいときの感覚を戻す。ピンチのときどれだけ踏ん張れるかが大事だ」と話した。

<誇り胸にV目指せ/東北楽天・八百板卓丸外野手(聖光学院OB)の話>
 自分がいた頃、春はなかなか出場できませんでした。選抜という舞台に立てることを誇りに思い、チーム一丸となり、東北の代表として優勝を目指して頑張ってください。

[聖光学院]伊達市、福島県桑折町にある1962年創立の私立校。野球部は63年創部。夏の甲子園大会は11年連続出場中で、全国で最多となっている。OBには横山貴明投手、八百板卓丸外野手(ともに東北楽天)、歳内宏明投手(阪神)らがいる。


2018年01月27日土曜日


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