<えひめ国体>佐藤(宮城農高)完全優勝 重量挙げ少年男子69キロ級

重量挙げ少年男子69キロ級 トータル265キロで優勝した佐藤(宮城・宮城農高)

 8日、新居浜市市民文化センターなどで18競技があり、重量挙げの少年男子69キロ級で佐藤康太郎(宮城・宮城農高)が優勝を飾った。陸上の成年男子1万メートル競歩は8月の世界選手権20キロ競歩に出場した高橋英輝(岩手・富士通)が39分19秒53で2連覇した。レスリング成年男子フリースタイル86キロ級では門間順輝(秋田・秋田市消防本部)が村山貴裕(青森・自衛隊)を下し「東北対決」を制した。

 高校野球準々決勝では軟式の仙台商(宮城)が篠山鳳鳴(兵庫)を延長の末に1−0で破りベスト4入り。柔道少年男子は五輪金メダリストの故斉藤仁氏(青森市出身)の次男立(たつる)=国士舘高=を擁する東京が3連覇を達成した。

◎高校3冠達成 

 圧倒的な強さを見せての戴冠にも笑顔は控えめだった。重量挙げ少年男子69キロ級は佐藤(宮城・宮城農高)がスナッチ、ジャーク共に制し、全国選抜大会、インターハイに続くタイトルを獲得。高校3冠を達成した。
 最初のスナッチはライバル船城(徳島・徳島科学技術高)との競り合いとなった。佐藤は1回目115キロ、2回目120キロを成功。船城は3回目で逆転を目指し123キロに挑戦したが失敗して佐藤の1位が決まった。
 ジャークは独壇場だった。佐藤は140キロからスタートだったが、最初の試技の前に全選手が競技を終了。2回目で145キロを成功させ完全優勝を決めた。
 それでも表情がいまひとつなのは、それぞれ3回目を失敗したからだろうか。スナッチは国体記録の更新も懸かっていただけに「目標には届かなかった。トータルでも270キロは挙げたかった」と悔しそうだ。
 まだ2年生。次は高校記録更新を見据える。「肩周りを中心に全身を鍛えてもっと記録を伸ばしたい」と意欲を語る。1992年バルセロナ五輪代表で、父の和夫宮城農高監督(47)に続く国体制覇は、大会直前に75歳で他界した祖父忠志さんに贈る栄冠にもなった。
(山本武志)


2017年10月09日月曜日


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