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<ベガルタ>天皇杯 4強逃す

 仙台がPK戦で敗れ、8強で敗退。相手が1人退場した4分後の後半29分、蜂須賀の右クロスを二見が頭で決め2−2に追い付いた。延長前半の開始直後、CKからウイルソンの得点で突き放したが、同後半11分、クリスティアーノに3点目のFKを決められた。PK戦は3人目の梁勇基が外し、3−5で涙をのんだ。

 ▽準々決勝(ユアス)
  柏 3 1−1 3 仙台
      1−1
      延 長
      0−1
      1−0
      PK
      5−3

▽得点者 【柏】クリスティアーノ3【仙】ウイルソン2、二見
▽観衆 1万1388人

<ウイルソンが2ゴール> 仙台はけがで今季の出場機会が限られていたFWウイルソンが先発し、2得点の活躍。0−1の前半、2−2で迎えた延長前半開始早々にそれぞれ決めた。「いい時間帯で得点できた」と今季最後の一戦で結果を出した。
 今季は「体重管理も含めてなかなかいいコンディションが続かなかった」と振り返るが、準々決勝まで公式戦の間隔が1カ月空いた今回はじっくり調整。「きょうは万全の状態で臨めたのでゴールにつながった」と自己分析する。
 ただ、「勝つためには、チーム全体の集中力がもう少し必要だった」と指摘。敗戦に笑顔はなかった。

<村上先発、全力でプレー> 今季で仙台を退団するDF村上が先発出場し、全力プレーを見せた。負傷などでこれまで出場機会が限られていただけに、34歳のベテランは「チャンスがある限り出たかった。出させてもらって感謝している」と感慨深げに語った。
 試合は後半8分に二見と交代するまで出場。その代わった二見が同29分に同点弾を決めて「心強い。これからはあいつらが頑張ってくれると思った」と後輩の活躍を素直に喜んだ。
 チームの敗戦に関しては「気持ちの部分で劣っていなかったが、勝負事は結果が全て」と言い切った。最年長選手として「これからも成長してほしい」と若手に奮起を促した。

◎ファウルは必要ない
 <仙台・渡辺晋監督の話> (同点にされた3失点目の)FKに関しては、我々が1人多い状況なので、慌てることなく、無理にファウルを犯して与える必要はなかった。来季はもっと勝利への執念を見せないといけない。勝った柏には、タイトルを取ってほしい。

◎3本のFK弾すごい
 <柏・吉田達磨監督の話> 幸せな気持ちでいっぱいだ。(寒い)この時期に3本のFKを決めたクリスティアーノは、ただただすごい。審判の判定に苦しめられたが、(最後に残った)若い10人が勝利をもたらしてくれた。一丸で戦うことの重要性を思い知った。

☆ベガルタみっくすぞーん

<MF富田晋伍(主将として試合を振り返り)>「今季はリードしても勝てない試合が多かった。今回も(悪い傾向を)繰り返してしまった。守りながらも追加点を奪えていたらよかった」

<MF梁勇基(3本目のPKを外す)>「申し訳ない気持ちしかない。好機もあり4点目も狙えたが、そこでとどめを刺せないのが、今のチームの力だ。個のレベルアップが必要だ」


2015年12月27日日曜日

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