<ベガルタ>ピッチサイド/シュミットの成長

 J1仙台からJ2松本に期限付き移籍したGKシュミットの取材で、先月23日に長野県松本市を訪ねた。練習後、「遅くなってすみません」と本人が現れた。4日後にJ1昇格プレーオフの岡山戦を控え、ピリピリした雰囲気を覚悟したが、和やかに応じてくれた。
 今季、守護神として活躍。日本代表候補合宿に初めて選ばれた。真っすぐに目を見て力強く話す表情には自信がみなぎっていた。出番を求め、仙台からJ2熊本に期限付き移籍した昨季とは別人のようだった。
 理想のGK像を語ってもらった。「近くに寄ると『脚を刈り取られる』と思わせるような、相手が怖がるGKになりたい」。温和な表情が一変、激しい口ぶりに圧倒された。
 気になる去就。「来季、ユアスタ仙台でプレーする気は」と聞いた。「素晴らしいスタジアム。敵、味方かかわらず、いつかプレーできれば」。けむに巻くあたり、メディア対応に慣れたようだ。
 仙台との契約はあと1年あるが、J1の複数クラブが獲得に乗り出していると聞く。進路は本人次第だが、196センチの長身GKがユアスタでプレーすることを想像するだけで、自然と胸が高鳴る。(狭間優作)


2016年12月04日日曜日


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