<ベガルタ>GK練習 新兵器はサングラス

サングラスを掛けて練習する(左から)GK石川慧、関、シュミット

 GK3人が練習中、サングラスを掛けた。南国宮崎の強い日差しを遮るためではない。「Jリーグのクラブが導入するのは多分初めて」。チーム関係者が「新兵器」に胸を張った。
 レンズ内に特殊な液晶パネルが入っている。スイッチを入れると、高速で明滅し始める。距離感がつかめず、近くから手で投げられたボールすら満足に捕まえられない。京都市の企業が製造販売する。
 鹿児島キャンプで本格的に取り入れた。当初、ぽろぽろ球を落としていた3人は、今ではハーフライン付近からの長いクロスも捕まえる。石野GKコーチは「球筋の予測能力と集中力が鍛えられる。ゴール前の混戦など見えづらい状況で成果が出るはず」と期待する。
 GK3人の評判は上々だ。シュミットは「集中力が高まった」。関は「サングラスを外した後、ボールが見えやすくなった」。石川慧は「効果があるので今後も続けたい」と話す。
 スイス代表の関係者から製品の存在を聞いた石野コーチが昨年末、1個約4万5000円で自費購入。オフに息子と一緒に近所で練習して効果を実感し、チームに導入を働き掛けた。
 「今までにない刺激を入れることで、能力が伸びればいい」と石野コーチ。サングラスが仙台の強い味方となるか、期待がかかる。
(狭間優作)


2017年01月31日火曜日


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