<ベガルタ>正GK争い白熱 高いレベルで切磋琢磨

セービングの練習をする川浪(中央)。後方は関(21)とシュミット

 キャンプ最終盤、25日の開幕戦に向け、正GK争いが白熱している。昨季、チームに貢献したシュミット、関の2本柱に身体能力が高い川浪が加入。3人ともけがなく練習に打ち込み、高いレベルでしのぎを削っている。
 ピッチの一角からは明るい声が響く。「いけるよ」「ナイス」。石野GKコーチが至近距離で放つシュートをセーブする選手に順番を待つ2人がじっと視線を送り、時には盛んに励す。
 GK陣は李潤〓が腰痛で出遅れているが、他の3人はライバル心をのぞかせながら競い合う毎日だ。新加入の川浪は「憲さん(関)はプレーの動きが速く確実。ダン(シュミット)はキックや足元がうまくて背が高い。2人から刺激しか受けていない」と言う。
 昨季はシュミットがJ1で自己最多の20試合、関は序盤と終盤の14試合に出場。けがや不調の穴を埋め合いゴール前を守った。プロ11年目の関は「初心を忘れずに自分のプレーを見詰め直している段階。役割を果たせるよう準備したい」と意気込む。シュミットが「まだ仙台に何もできていない。全試合に出てタイトル獲得に貢献したい」と意欲を見せれば、川浪も「しっかり体が動けている」と負けていない。
 渡辺監督は時折、ゴールの裏に立ってGK陣の動きを見守る。「みんなが切磋琢磨(せっさたくま)して調子を上げている」とにんまり。順調な仕上がりで開幕に臨む。(原口靖志)

(注)〓は「日」へんに「午」


2018年02月14日水曜日


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