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磐梯吾妻スカイライン、火山ガスで通行止め

ゲートが閉じられた磐梯吾妻スカイライン

 吾妻山(福島、山形県)を通る福島市の磐梯吾妻スカイライン(高湯温泉−土湯温泉、28.7キロ)で、火山ガス濃度が基準値を超えたとして、福島県は30日午前7時から全面通行止めにした。噴火警戒レベル2(火口周辺規制)の吾妻山の火山活動が活発化したとの情報はなく、気象条件が影響したとみられる。火山ガスによる通行止めは1959年の開通以来初めて。
 県によると、同日午前6時ごろ、山頂付近の「大穴火口」から約1.2キロの地点で、硫化水素ガス濃度が基準値の10ppmを超える25ppmを測定した。測定値は直ちに人体に影響する濃度ではない。午前8時に18ppm、午前10時と午後2時は0.5ppm、午後4時は5ppmと基準を下回った。
 測定場所は樹木がないくぼ地で、県は天気が良く風が弱い日が続いたため、空気より重い硫化水素がくぼ地にたまりやすい状況にあったとみている。
 県は当面測定を1日3回から5回に増やす。通行止め解除については仙台管区気象台などと協議する。県道路管理課は「利用者の安全を最優先に、通行止めの解除を判断したい」としている。
 吾妻山は昨年12月、噴火警戒レベルが2に引き上げられ、福島市は大穴火口から500メートルの入山を規制している。スカイラインは大穴火口から約1キロの地点を通る。


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2015年05月01日金曜日

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