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<福島第1>サブドレン協議を再開 福島県漁連

 東京電力が福島第1原発の建屋周辺の井戸「サブドレン」から地下水をくみ上げ、浄化後に海に放出する計画で、福島県漁連の野崎哲会長は30日、汚染雨水の外洋流出問題で凍結していた受け入れ協議を再開する意向を明らかにした。
 いわき市であった組合長会議で、協議再開の前提となる組合員向けの説明会を開く方針を表明。東電に対し(1)汚染雨水の流出問題(2)リスク総点検の結果(3)サブドレン計画−について説明を求める考えを示した。
 相馬双葉漁協(相馬市)が1日に、いわき市漁協が連休明けにそれぞれ開く理事会で説明会開催を認めれば、県漁連が日程などを調整する。漁協ごとに計3回程度を想定している。
 野崎会長は会議後、「漁協の再興には、安定した廃炉が必要。東電は説明会で信頼性の回復に努めてほしい」と述べた。
 サブドレン計画では、漁協側が計画受け入れの是非を検討していた2月に、汚染雨水が外洋に流出していた問題が発覚。東電がデータを公表していなかったことなどから「信頼関係が崩れた」として協議を凍結した。


2015年05月01日金曜日

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