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元ロッテ投手が仙台大コーチ就任「毎日勉強」

身ぶりを交えて熊原投手(右)を指導する坪井新コーチ=角田市の仙台大第2グラウンド

 仙台六大学野球リーグ、仙台大のコーチに今季、元プロ野球ロッテ投手の坪井俊樹さん(29)が就任した。坪井さんは「野手から信頼され、チームの士気を上げられる投手陣をつくりたい」と胸を躍らせている。仙台大が元プロ選手の指導者を迎えたのは初めて。
 「一球一球、意図を持って投げてほしい」と、考えることの大切さを説く。なぜその球種や配球を選択するのか、そのコースに投げるのかを理解してこそ、投手自身の成長につながるとの思いがある。主戦右腕の熊原健人投手(21)には、「投げる球はすごい。打者との駆け引きを覚えれば、もっと高いレベルに行ける」と期待を寄せる。
 坪井さんは兵庫県出身。筑波大の左腕エースとして活躍し、2009年にドラフト4位でロッテ入り。3年間のプロ生活では1軍登板を果たせず11年に引退した。その後、筑波大大学院でコーチングを学んでいたところ、筑波大OBの森本吉謙監督(40)から誘いを受け、仙台大助教としてコーチに就任した。
 近年、仙台大は熊原投手ら有望選手が続々と入部しており、投手専門の指導者を探していた。「苦労してきた経験を生の声で伝えてほしい」と森本監督。熊原投手も「野球以外の行動も注意して見てくれる。助言を無駄にせず成長したい」と信頼を寄せる。
 「選手によって指導の伝わり方が違う。私も毎日が勉強」と坪井さん。プロ経験がある頼もしい新コーチが、全日本大学選手権と明治神宮大会優勝を目指す仙台大投手陣を鍛え上げる。


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2015年05月06日水曜日

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