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刀譲りの切れ味 和包丁、海外市場に斬り込め

二唐刃物鍛造所が海外向けに販売を始めた和包丁。右が「Sashimi」、左が「Bento」

 弘前市の二唐(にがら)刃物鍛造所は、海外市場向けに、高級和包丁2種類を発売した。プロの外国人シェフをターゲットに、350年の歴史がある津軽伝統の作刀技術を生かした機能性に加え、デザインも重視した商品に仕上げた。

 本格的に海外展開する第1弾。柳刃包丁「Sashimi」は刺し身をおいしく仕上げる切れ味のよさ、ペティナイフ「Bento」は弁当作りが楽しくなる使い勝手が売りだ。
 日本刀譲りの切れ味を実現した上で、外国人シェフらへの聞き取りを基に、柄の部分を一回り大きく設計した。包丁を研ぐ習慣があまりないとの回答が多かったため、切れ味が持続するよう摩耗に強い鋼を使用。柄の素材も耐久性が高い黒檀(こくたん)を使った。波形の刀紋で高級感を加え、本物の日本刀を連想させるデザインになった。
 東北経済連合会の事業化支援組織、東経連ビジネスセンターの支援を受け、ブランド化を進めてきた。柄の素材を一般的なホオノキにした廉価品も販売する。吉沢剛取締役部長は「日本の切れ味と技術を実感してほしい」と話す。
 価格は「Sashimi」が15万円、「Bento」が5万円。海外向けのインターネット通販サイトなどで販売している。連絡先は同社0172(88)2881。


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2015年05月13日水曜日

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