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飯舘再生願い伝統の味弁当に 避難の女性販売

「あぶくま御膳」を手にする渡辺さん
あぶくま御膳弁当(かーちゃんの力・プロジェクト協議会提供)

 東京電力福島第1原発事故で避難した福島県飯舘村の女性農業者らでつくる「かーちゃんの力・プロジェクト協議会」は12日、地元産品を素材に用いた弁当「あぶくま御膳」の販売をJR福島駅で始めた。懐かしい味とふるさと再生への思いが詰められている。
 村でブランド化したカボチャ「いいたて雪っ娘(こ)」を使ったまんじゅうやご飯、阿武隈地域に伝わる「凍(し)み大根」など8品を詰めた。カボチャと、しその実は福島市の農場で収穫した。初日は10個を作った。
 飯舘村から福島市に避難し、協議会代表を務める渡辺とみ子さん(61)は「避難先の若い人や県外の方々に食べてもらい、故郷の食文化を残していきたい」と力を込めた。
 1080円(税込み)で、今後は1日限定5個の販売。ふくしまデスティネーションキャンペーン期間中の6月30日まで、福島駅西口みどりの窓口前で午前10時から扱う。


2015年05月13日水曜日

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