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廃校校舎を社会人の学びやに 10月開校

再生計画が進む廃校になった時沢小の校舎

 山形県高畠町で2010年に廃校になった時沢小の校舎を、社会人の学びやに再生するプロジェクトが進められている。経営者や研究者らによる講義、貸しオフィスなどに活用し、都市との交流や起業家育成の拠点化を目指す。23日にオープンキャンパスを開き、10月の開校を予定する。

 町役場から北北東約5キロのブドウ畑が広がる農村部にある校舎は1987年に建てられた。鉄骨2階で延べ床面積は約1570平方メートル。
 計画は東京都や福島県で古民家、空き事務所を活用した起業支援を行うオフィス・コロボックル(東京都)と、交流のあるエヌ・デーソフトウエア(南陽市)社長の佐藤広志さんが立案した。「熱中小学校プロジェクト」と銘打つ。かつてテレビドラマ「熱中時代」のロケが同校で行われたことに由来する。運営母体のNPO法人を開校までに設立する。
 講師は日本語ワープロソフト「一太郎」を開発した浮川和宣さん、元山形大学長の仙道富士郎さん、地域環境デザイン研究所所長の宮原博通さん、フォークグループ「オフコース」元メンバーの大間ジローさんら。創業精神やものづくり、まちづくり、音楽などを教える。
 講義は毎月2回。6カ月で全10科目を学ぶ。30〜60代を対象に50〜60人を募り、料金は50歳未満は1万円、50歳以上は2万円にする予定。23日までに詳細を固め、募集を始める。
 町の補助を受け1階を講義室、2階は6部屋のオフィスに改修する。
 プロジェクト事務局長の石黒浩司さん(38)は「学びや交流を通じ、地域活性化や高畠町への移住につなげたい」と期待する。
 概要説明や校内見学などを行うオープンキャンパスは午後1時開始。参加無料。連絡先は石黒さん090(2360)7316。


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2015年05月19日火曜日

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