宮城のニュース
  • 記事を印刷

<北のパラオ>両陛下訪問 入植者らと懇談

北原尾地区の開拓記念碑の前で、工藤さん(右端)から説明を受ける天皇、皇后両陛下=17日午後1時40分ごろ、宮城県蔵王町

 天皇、皇后両陛下は17日、私的な旅行で宮城県蔵王町を訪れ、戦時中に日本の統治下にあったパラオからの引き揚げ者が入植した北原尾地区で、当時を知る住民と交流された。両陛下の宮城県訪問は8回目。
 両陛下は開拓記念碑などを視察。碑について説明した北原尾農事組合長の工藤静雄さん(73)ら住民3人に「大変でしたね」などと声を掛けた。さらに地区内を車で見て回り、白石市の国立花山青少年自然の家南蔵王野営場で、工藤さんらとパラオや北原尾の思い出や苦労について懇談した。
 北原尾は「北のパラオ」として命名された。両陛下は4月、戦後70年の節目に戦没者を慰霊するためのパラオ訪問に当たり、北原尾の存在を知って訪問を希望した。
 両陛下は17日昼、東北新幹線で白石蔵王駅に到着。車で移動して山形市内に宿泊した。18日は東根市でサクランボ、山形県河北町でベニバナの栽培を視察する。


関連ページ: 宮城 社会

2015年06月18日木曜日

  • 記事を印刷

先頭に戻る