宮城のニュース
  • 記事を印刷

米で災害看護学ぶ 県内学生8人、8月に研修

講演に耳を傾ける学生たち

 宮城県内の看護学生8人が今夏、災害時に看護師が果たすべき役割を学ぶ研修で渡米する。東日本大震災の被災地を支援する日米交流事業の一環で、米国の専門家らから指導を受ける。学生たちは「震災被災者を支える勉強をしたい」と意気込んでいる。
 研修は日米交流事業「トモダチ」の一環として、官民組織の「トモダチイニシアチブ」と国内のジョンソン・エンド・ジョンソングループが実施。菅原準一東北大教授が協力する。
 学生らはことし8月に米国に2週間滞在し、首都ワシントンの国立こども医療センターなどを訪問。災害医療に携わる看護師らと交流する。帰国後は東京や東北各地で報告会を開き、災害看護の重要性を広める活動に当たる。
 8人は13日、仙台市内であった事前研修に参加。米国の災害看護の第一人者やエボラ出血熱対策に当たった専門家の講演に耳を傾けた。
 学生たちの多くは、被災地で活動する看護師らの姿に抱いた憧れが参加の動機になっている。
 宮城大看護学部4年の佐藤美輝子さん(24)は、祖父が石巻市の仮設住宅で1人暮らし。看護師らの訪問活動に心を打たれ、「被災者の健康維持のために働きたい」と決意する。
 仙台徳洲看護専門学校2年の星いくみさん(20)も「災害派遣医療チーム(DMAT)の活躍を知った。看護師として被災者を支えたい」と述べた。


関連ページ: 宮城 社会

2015年06月21日日曜日

  • 記事を印刷

先頭に戻る