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コリストデラ類の化石、久慈で発見 アジア初

神奈川県立生命の星・地球博物が監修したコリストデラ類の復元画
発見されたコリストデラ類の化石。左が首の骨、右が背骨の一部とみられる

 久慈琥珀(こはく)博物館(岩手県久慈市)は2日、同市小久慈町の琥珀採掘場近くの沢で、約9000万年前の白亜紀後期の地層から水生爬虫(はちゅう)類「コリストデラ類」の化石2点を発見したと発表した。調査した早大グループによると、同地層でコリストデラ類の化石が見つかったのはアジアで初めてで、世界では4例目という。

 早大国際教養学部の平山廉教授(古生物学)の調査団が昨年8月、直径約1センチの首の骨の化石を発見。ことし3月には背骨の一部に当たる約8ミリの化石を発掘した。鑑定の結果、コリストデラ類の特徴と一致した。
 コリストデラ類はジュラ紀中期(約1億8000万年前)に出現した淡水爬虫類でアジア、欧州、北米に分布していた。恐竜が絶滅した約6600万年前を生き延び、1500万年前まで生息していた。
 長い口先はワニのようだが、うろこはトカゲのように細かいという。今回見つかった化石の大きさから推定すると、全長1メートル程度の個体だったとみられる。
 琥珀博物館であった発表会で平山教授は「コリストデラ類は白亜紀後期のアジアでは絶滅したとみられていたので貴重な発見。ほかの部分の骨も発掘したい」と話した。化石は同館で8月31日まで展示される。


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2015年07月03日金曜日

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