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<矢巾中2死亡>いじめ?ノートに死にたい

自殺を示唆する内容が記された男子生徒のノート

 岩手県矢巾町で5日、町内の中学2年の男子生徒(13)が列車にひかれて死亡した事故で、生徒が担任教諭に提出したノートに「ボクがいつ消えるか分かりません」「市(死)ぬ場所は決まっているんです」などと自殺をほのめかす記述をしていたことが7日、分かった。県警は自殺の可能性があるとみて動機を調べている。
 男子生徒の父親(40)は同日、取材に応じ、ノートには4月下旬ごろから「死にたい」などの記述があったことを明らかにした。「先生から電話は1本もなかった。助けてほしいというメッセージだったのに」と涙を浮かべた。
 学校などによると、一日の出来事を記す生活記録ノートに書かれていた。「悪口を言われた」「殴られたり、首絞められたり」など他生徒とのトラブルを示唆する内容もあった。
 学校は7日夜、保護者への説明会を開いた。出席した保護者によると、亡くなった生徒が数人の男子生徒から日常的に殴られたり、蹴られたりしているのを目撃した生徒がいる。
 説明会後に記者会見した校長は「年2回のいじめに関するアンケートでは、いじめは確認されなかった。生徒の死は絶対に防げなかった事故ではないと思う」と述べた。学校は同日、いじめの有無を調べるため、全校生徒対象のアンケートも行った。
 紫波署によると、男子生徒は5日午後7時半ごろ、JR東北線矢幅駅構内の線路で普通列車にひかれて死亡した。


関連ページ: 岩手 社会 いじめ自殺

2015年07月08日水曜日

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