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命絶つ前に相談を 仙台で民間ネット始動

出来上がったチラシを手に、メンバーの連携を打ち合わせる「みやぎの萩ネットワーク」

 宮城県内の自死遺族や弁護士、僧侶、社会福祉士、カウンセラーらが自死予防の相談窓口となる「みやぎの萩ネットワーク」を結成し、このほど仙台市で活動を始めた。「ひとりきりで苦しまないで いますぐつながって!」を合言葉にしたポスターやチラシを配布し、電話やメールの相談を呼び掛け、支援する。自死予防で民間の専門家が連携する活動は東北で初めて。
 ネットワークの登録メンバーは現在40人。ほかに社会保険労務士、司法書士、中小企業診断士、税理士、セラピスト、家族相談士、牧師らが参加している。
 同市青葉区本町3丁目にある県管工事会館に事務所を置き、電話、ファクス、メールで24時間対応する。自死の恐れがある悩みの相談があれば、メンバーで内容を共有し、問題ごとの専門家を中心に解決策の具体的な知恵を出して手助けし、医師や行政にもつなぐ。
 代表の田中幸子さん(66)は自死遺族で、遺族たちの分かち合いの場「藍の会」を仙台市で主宰する。
 「自死の原因は今、失業、過労、パワハラや多重債務、いじめ、家族の不和や虐待、薬依存など多様だ。問題解決には心の相談やうつ対策だけで足りず、総合支援こそが必要。いつでも専門家につなげる態勢がようやくできた」と話す。
 相談電話の番号などを周知するポスター、チラシを置いてくれる場所を募っており、病院や大学、相談機関、旅館や寺院、公的施設の協力を呼び掛けている。
 連絡先は田中さん090(5835)0017、会のメンバー斎藤さん090(1397)8367、ファクス022(395)5918。メールはmiyaginohaginetwork@gmail.com


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2015年07月09日木曜日

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