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教員志す大学生集え 仙台大志高で就業体験

授業の様子を学ぶ教員志望の大学生たち

 単位制・定時制の仙台大志高(仙台市宮城野区、生徒317人)が、教員志望の大学生のインターンシップ(就業体験)を昨年から受け入れている。大学4年時に行うことの多い教育実習とは別に、3年のときに一足早く学校現場を体験してもらう取り組み。「教員を目指す若者と触れ合うことで高校の生徒や教師にも刺激になる」と意欲的だ。

 中学や高校などでのインターンシップは、年内の答申を目指し教員養成の在り方を検討している中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の部会が9日に示した中間案で「教員としての適性を早期に考える機会になる」と導入を提言。大志高はいち早く実践している形だ。
 同校での本年度のインターンシップが9日にあり、東北学院大文学部の3年生5人が半日間の現場体験に臨んだ。英語の授業参観や給食の試食に続き、教員11人と懇談。質疑応答もあり、「生徒といい関係を築くために心掛けていることは」などと尋ねた。
 参加した吉田真緒さん(20)は「全日制の高校と変わらない授業風景で、生徒たちが熱心に取り組んでいるのが印象的だった。今日学んだことを教育実習に生かしたい」と語った。
 大志高は、11月にも学院大から5人をインターンシップで迎えるほか、参加大学は増える見通し。定時制は夜間にも授業を行っているため、日中授業がある大学生を受け入れやすい利点があるという。担当する山田武・主幹教諭は「働きながら学ぶ生徒らが在籍する定時制高校の授業や学校行事を体験し、教育への志を高く持ってほしい」と期待する。
 市内ではほかに、仙台高(青葉区)でインターンシップを受け入れている。


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2015年07月18日土曜日

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