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下北沖断層 原燃など「25万年活動なし」

断層のボーリングコアについて説明する日本原燃の担当者=青森県庁

 日本原燃と東北、東京両電力、リサイクル燃料貯蔵の4社は23日、原子力施設が集中する青森県下北半島の地質構造調査の最終結果を発表した。同半島東方沖に延びる海底断層「大陸棚外縁断層」について「約25万年前以降は活動していない」との評価をあらためて示した。
 東北電によると、昨年4〜5月に実施した海底ボーリング調査で、大陸棚下部の表層に近い地層の中に約27万年前の軽石があるのを確認。この地層より上部の地層には変形の痕跡は見られなかったという。
 東西に約250メートル離れて掘った2カ所のボーリングの試料では、同じ地層の岩が垂直方向に約200メートル離れて見つかり、2カ所のボーリングの間に大陸棚外縁断層があると推定した。
 地層の分析などから、大陸棚外縁断層は1590万〜640万年前と、640万〜140万年前の二つの時期に活動していたと考察。原子力規制委員会が活断層とみなす「13万〜12万年前以降に活動した断層」には当たらないとした。
 東北電の担当者は「調査で得られたデータは必要に応じて、各社が申請している適合性審査の審査会合で説明していきたい」と話した。調査は2012年11月から14年5月に実施した。


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2015年07月24日金曜日

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