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短命県・青森「大酒飲みで糖尿病に」傾向続く

 平均寿命が男女とも全国最下位の青森県では依然、大酒を飲んで高血圧、高血糖などを重複発症し、糖尿病に進行するリスクが高い−。県庁でこのほどあった県健康増進計画「健康あおもり21」(2013〜22年度)の推進本部会議で、こんな傾向が続いていることが報告された。

 県によると、計画で目標に掲げた指標全38項目のうち数値が更新された20項目中、10年度比で減少を期待した(1)生活習慣病のリスクを高める量を飲酒する人の割合(2)糖尿病腎症による年間新規透析導入患者数−など4項目が悪化し、メタボリック症候群該当者・予備軍の割合は横ばいだった。
 県は本年度、糖尿病の疑いがある要精密検査者が、最初に糖尿病を専門とする医療機関を受診する「ファーストコンタクト事業」などを始め、重症化予防を図る方針。企業や団体での健康づくり推進、地域・職域を核にした正しい食生活の普及などにも力を入れる。目標項目のうち、肥満傾向にある子どもの割合や妊娠中の飲酒・喫煙の割合、3歳児で虫歯がない子の割合、がん検診の受診率など14項目は改善した。
 県は健康増進に向けたこれまでの取り組みに加え、受動喫煙防止対策の実態調査、自殺未遂者に対する支援対応力の向上といった新規事業も展開し、脱・短命県を実現する。


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2015年07月26日日曜日

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